内容説明
20世紀後半の50年をどのように考え、どのように行動し、どのように表現してきたか。日本の戦後史の場面場面を著者の視点から総括した評論集。それぞれの読者は、自分の戦後史のそれぞれの場面を思い起こしながら読むことになるであろう。
目次
日本人論―歴史の「重み」と「歪み」
価値観―世代を越えて伝えたいこと
伝統―守るべきか、越えるべきか
二十一世紀へ―続くものと変わるもの
現代・日本人像―信じられるか無党派市民たち
言葉―言葉と人種・民族・国民など
健康―身体・心・社会の各面で
高齢化時代―「社会の現役」として生きる
責任論―他者とのかかわりのなかで
こだわり―「こだわり」と「知ったかぶり」と〔ほか〕