感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nekomeys59
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戦前から戦後、復帰までの沖縄の映画史をめぐる。本書で紹介された作品たちは、残念ながら日の目を見ることなく消えていった。著者は、その理由を取材と膨大な資料から探る。制作時の社会情勢、人間関係、資金面という裏側の事情が垣間見れる。情報が詰め込まれすぎて、よんでいて情報を処理することが大変。沖縄映画と川内康範先生の関係があったことには驚き。沖縄の文化史の一面を知る一冊。2020/09/28
