感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
工業ダイヤ.
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2020年6月。著者久高幸枝氏死去。追悼を込めて。本著は、沖縄闘牛が牛主らの闘いであることに加えて、家族の物語であることを記した良書である。牛主の家庭に育ち、牛の世話を嫌に思うこともあったと振り返りながら、ずっとカメラで記録し続けた彼女の闘牛女子人生。そのカメラワークの素晴らしさも、彼女の笑顔も、闘牛関係者に勇気や希望を与えたことだろう。沖縄闘牛は廃止されるべきだと考えているが、この本を開いて、口が重くなったのも事実。牛を何より優先させ、闘牛大会の元に家族がひとつになる。個人主義が当然の時代に稀な夢。2019/08/07




