内容説明
巧みなたとえを縦横に駆使し、物質世界の本質を説くチェシャー猫(野口)にアリス(宮垣)が鋭い質問で切り込む「知のメール対談」―3年分をテーマ別に分類。物理、哲学、心理、宗教…さまざまなジャンルの人に新たな視点や気づきを提供します。
目次
第1章 対話の始まり
第2章 科学
第3章 意識と心
第4章 意識の宇宙
第5章 霊と人間の関係
第6章 エゴと不如意
第7章 霊性への帰還
著者等紹介
野口慊三[ノグチケンゾウ]
1934年生まれ。東京大学応用物理学科卒業。工学博士。1957年、三菱重工業株式会社(当時三菱造船株式会社)に入社。研究部門でコンピュータソフトの開発に従事。技術本部システム技術部長、取締役エレクトロニクス事業部長等を経て、2001年6月に同社を定年退職。宗教活動としては、日本基督教団長崎古町教会、御影教会、つきみ野教会で役員を務める。2002年教会を離れ、ホームページ「霊性の時代の夜明け」を開設、スピリチュアルの啓蒙活動を続けている
宮垣弘[ミヤガキヒロム]
1937年生まれ。京都大学法学部卒。1961年、三菱重工業株式会社(当時新三菱重工株式会社)に入社。神戸造船所、本社勤務、同社情報システム部長、株式会社リョーイン常務、昭和通信サービス株式会社顧問を経て、現在日本語教師。所属:日本ルイス・キャロル協会会員、雑司が谷シェイクスピアの森会員、クロッキーの会会員、マザー・グース学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐藤一臣
5
意識、宇宙、アリスというWordで興味を持った本。意識が最初にありきという思想か?意識するという能力が存在の根源であり、神が霊界の人間に与えた能力であり、というかその能力自体が神であるらしい。だから神は意識する能力というエネルギーなのだ。霊界の人間が意識する能力を使って物質の世界を作り出している。物質世界に生きている私たちの夢がバーチャルリアリティであるのと同じように、霊界に生きている私たちが物質世界と思っているのがバーチャルリアリティなのだそうだ。量子力学はこの理屈に近づいているようだ2023/07/21