内容説明
JRA調教師がまとめた競馬と馬の研究レポート。
目次
第1章 ジョッキー誕生(5年越しの口約束;ジョッキーベイビーズが残してきたもの ほか)
第2章 ターフは踊る(馬は人を見るか?;思いをつなぐ点と線 ほか)
第3章 人の世の習い(金属の匠が生み出したアート;青い雲が流れる牧場 ほか)
第4章 尾形先生の衣鉢(幻の写真を発見;競馬界の巨人が遺したもの ほか)
著者等紹介
小桧山悟[コビヤマサトル]
1954年生まれ。兵庫県西宮市出身。1969年単身アフリカに渡り、ナイジェリアの高校に留学。帰国後、東京農工大・馬術部を経て、1981年JRA調教助手。調教師免許取得は1995年。翌年厩舎開業。通算291勝(2023年10月末現在。中央217勝・地方74勝)。2008年の日本ダービー、スマイルジャックで僅差の2着。浅田次郎、萩本欽一など著名人を馬主にもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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katashin86
2
美浦を代表する個性派トレーナー小桧山調教師のエッセイ。競馬サークルの生の姿が伝わってきた。2023/12/28
中山バスター
1
JRA現役調教師が競馬ファンに向け、生の現場を伝えるべく週刊Gallopにて連載している「私の馬研究ノート」に書き下ろしページを追加し単行本化したもの◆小桧山先生の競馬に対する考え方が本になった自伝と競馬サークル内部を描いたもの。前半の人を育てる視点はやったことのない人間には書けない内容。興味深かったのは競馬学校の模擬レースの考察。プロの目から見るレースって解説されると細かいところまで見えて面白いだろうな。2024/03/13
fs_htnk
0
佐藤翔馬がんばれ、と言いたくなるような一冊。2024/01/09