内容説明
多くの新聞、雑誌で絶賛された、鈴木薫写真集『蓮花』待望の第二弾!大判になって、感動はさらに大きく、深く。
目次
巨椋池大島
紅万々
カスピカム
不忍池紅蓮
舞姫蓮
巨椋の炎
桃白条
知里の曙
上野不忍池
千弁蓮〔ほか〕
著者等紹介
鈴木薫[スズキカオル]
1983年写真展『芝居おもちゃ箱』(銀座キャノンサロン、大阪・広島巡回)。以後、展示、出版等で活躍。2007年『蓮の肖像』鈴木薫写真展(ギャラリーcomo)『蓮花カレンダー2008(仮題)』発行(ラトルズ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浅葱@
34
静かな中に美しさと気品。はらりとほころび、凛とした佇まい。清らかな余韻にひたる。2014/08/05
まんま
3
蓮が描きたくて。美しい花びらだった。2017/10/28
mattari_life
3
肖像というと人物を連想するが蓮咲く風景写真よりも1本1本の蓮を捉えた写真が殆どで正しく肖像。数々の種類の蓮をひとつひとつ丁寧に撮っている。長年見続けている彼女の蓮に対する愛情が満ちている。1頁目に書かれている大田垣蓮月の歌は、蓮への憧れは古の人々から現代でもずっと変わっていないのかもしれないと思った。勿論長年蓮を撮り続けてきた彼女の思いも込められているのだろう。今年初めて蓮池を訪れることができた。 最盛期ではなかったがそこに広がる美しさに圧倒され言葉が出なかった。 彼女の最盛期の蓮池を撮った写真は圧巻。 2014/08/23
メルセ・ひすい
1
9. 13 写真 日々の仕事を片づけて蓮池に行く。今年も蓮は美しい…。永い年月をかけて蓮を撮り続ける写真家、鈴木薫が蓮の魅力をとらえた写真集。「蓮花」に続く第2弾。2007/07/23
くろねここ
0
はじめに太田垣蓮月の和歌があり、他には一切言葉がない。ただただ蓮の写真を載せているだけ。だからこそこの写真集にいい。写真集に言葉なんていらない。写真だけでいい。ああこれは手元におかなくては。2012/11/01