内容説明
北海道から小笠原・八丈島、本州・九州、そして種子島・奄美大島。各地で活躍するカメラマンによる美しい生態写真で、日本のウミウシを網羅的に紹介。ウミウシウオッチングに必携の1冊。掲載種数650、写真点数1200。の
目次
頭楯目
嚢舌目
アメフラシ目
背楯目
裸鰓目(ドーリス亜目;スギノハウミウシ亜目;タテジマウミウシ亜目;ミノウミウシ亜目)
著者等紹介
中野理枝[ナカノリエ]
1959年大阪府生まれ。早稲田大学卒業。著述業。日本貝類学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たお
14
今週末に図書館に返却なんだが、・・・・飽きずに眺めている。どうしたってこんな造形美になるんだろう。バリエーション豊富な浅海の宝石。名前もすげぇファンタスティックだし、カラフルだし飽きない。自分で潜っても、5種類くらいしか見つけた事無いんだけど・・・。2013/07/25
yajimayajiuma
8
帯の通り650種ものウミウシが載っており、圧巻と言える数。しかもオールカラーで解説も載っている。門外漢なのだが、どういう進化をしたらこうした生物が誕生するのか不可解過ぎて、ウミウシという種はすごく好き。可愛かったり美しかったり、けどやっぱり不思議で…。和名が付いていない種も多く、「〇属の一種」のように書いてあったり、学名(ラテン語)になっているため、かっこいい名前も少なくない。ヒュプセロドーリス・ゼフィラとか。多分アオウミウシみたいな種が一般的なイメージだと思うが、これだけ種類がいると形も多彩だ。
スバル
1
ウミウシとかの軟体系の生きものって苦手。気持ち悪きれい。 ウミウシは白いのが透明感があって好き。みたいです。2017/07/16
fabulae
1
最近よく海に行く母親の蔵書を漁ってみた。母曰くウミウシの本の中で1番多種が載ってるとか。可愛いのからグロキモイのまで沢山載っててちょっと楽しい。2009/01/20
ぶ~よん
0
日高からの差し入れ。今年は奄美大島の結婚式に誘われているので、奄美でウミウシに出会えるように期待を込めて読む。奄美で見られるウミウシの殆どは、○○属の1種という表現で、ちゃんとした和名が付いているものが少ない。やはり、本州とは異なった進化を遂げた種が多いのだろうか?そんな中、和名がついているウミウシを発見。「カサノリタナマウミウシ」と言います。以下、抜粋。身体は半透明で、一見して淡緑色。カサノリの群落中に棲息し、その細胞液を好んで摂食する。ふむぅ。行ったときに見られるかな?2015/03/01