目次
第1章 セクシャリティと人生(セクシャリティって、どんなもの?;あげまんVSさげまん;「流れに乗る」と、うまくいく ほか)
第2章 セクシャリティは、人生の窓(セクシャリティ・セッション)(セッション1 Kさん(女性三十代)
セッション2 Mさん(女性三十代・カードセッション)
セッション3 Bさん(男性四十代・カードセッション))
第3章 セクシャリティとスピリチュアリティ(セクシャリティと成長プロセス;エディプス・コンプレックスは、超えられる;「岩」と「沼」のレッスン ほか)
著者等紹介
スペザーノ,チャック[スペザーノ,チャック][Spezzano,Chuck]
心理学者、セラピスト、セミナー主催者、著作者として世界的に活躍中。長年にわたるカウンセラーとしてのキャリアと心理学の研究を活かして、治療学的にも癒し効果が高いと評価されている「ビジョン心理学」を確立した
大空夢湧子[オオソラユウコ]
外資系銀行勤務を経て、通訳および翻訳者。ビジョン心理学トレーナー。パーソンセンタード表現アートセラピー・ファシリテーター。(有)オフィス夢湧代表
栗原弘美[クリハラヒロミ]
ビジョンダイナミックス研究所代表。特定非営利活動法人こころのビタミン研究所代表理事。ビジョン心理学マスタートレーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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磁石
12
私は男なのでどうしても実感できないが(というか絶対に実感したくないが)、幻チ○ポ痛なるものが存在しているらしい。失った/切り落したはずの四肢が痛んで苦しまされる幻肢痛のように、ついている男性だけでなく無いはずの女性にも。男性の場合はかなり特殊な状況下なので、女性の方が頻繁に起きる。セックスの失敗、不快感すら起こす原因となる。さらには二人の仲を切り裂きダメにもする。癌やエイズももちろん大事だが、コレの治療に本腰を入れたほうがいいのかもしれない。……男性は女性を修理したがる、この自戒は忘れずに。2016/12/29
こはな*
6
思っていたよりスピリチュアルな本でした。チャック博士の他の本や、フロイトなどを読んでいないので 解らない部分も非常に多く…(´д`;)でも心に響くところもありました。「自分が抱えている問題はパートナーに出る」とか「浮気相手に感じる魅力は、今パートナーに開花しようとしている魅力」はすごいなあ…と圧巻。2011/12/16
みやか
5
23時24分読了。絵画や演奏や撮影などの行為で、特にすぐれているなぁと感じるものにわたしは「表現力がある」という讃辞を用いるけれど、セクシュアリティも何かの(多くは愛情や信頼の)表現なのだと感じた。子育てのほんで、「愛情をあふれるまで与えるとこどもは自立し、やさしさも出てくる」というような旨を読んだことがあるが、成熟した成年に対してもきっとそれは同じなのであろう。相手にたどり着く前に自分の中の問題を解決することも大事なのだとおもうけれど、おもいきってふたりで取り組んでみたらそのほうが早かったりしそう。2012/02/09
さくらい
3
5回目に再読した感想としては、セックス自体はこの本のタイトル通り「神様からの贈り物」と言えるくらいに盛大な利点があるコミュニケーションツールなんだけど、そこに人間が「欲望」やら「支配」やらを持ち込むから人によっては「セックスは汚い」とか「義務で奉仕する苦行」という観念になるのだと分かりました。自分の親や社会との関係がいとも簡単に反映される行為なので、誰もが精神的・物理的に加害者・被害者になりうるのがなんとも。本当はパートナーと楽しさや無邪気さ、時には優しさや慰めを共有する素敵なツールだと再確認しました。2016/09/15
elfee
3
ビジョン心理学の成長モデルと生命の木が、私の中でつながってしまった。女性性も、男性性も、ナチュラルな状態で統合するのがいいよね。2012/02/10