内容説明
当事者と非当事者の違いを、ハンターとファーマーに例えることで明快にした、まったく新しいADD/ADHD像。「即応性」「機敏さ」「すばやい状況判断」など、自身もハンター(当事者)である著者が語るADD/ADHDの個性と可能性。
目次
狩猟民の歴史
微細脳障害から多動、注意欠陥障害へ
ADDとは
狩猟民としてのADD
農耕民としての非ADD
農耕社会におけるADD狩猟民
ADDを生かすには―ADDに悩む大人のための実践ガイド
狩猟民が克服すべき課題
狩猟民とつきあうには―経営者、親、教師のための実践的アドバイス
ADDに備わった創造性
薬物療法
喫煙とADD
隠れADD
ADD狩猟民の世界
世界を変えた狩猟民
舞台を組み直す
著者等紹介
片山奈緒美[カタヤマナオミ]
1966年、北海道旭川市生まれ。藤女子大学文学部英文学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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fumikaze
9
再読。最初にこれを読んだときは、ハンター(狩猟民族)とファーマー(農耕民族)という考え方になるほどと思ったりしたし、自分自身も典型的なハンター型だと感じていたが、段々その分類にも無理があるのでは?という気がしてきた。西洋人と東洋人の違いもあるのかもしれない。(私は肉だけでは生きていけない)2019/08/27
豚王🐖
3
私のことをよく理解してくれてる本! 救われるね 2018/03/22
葡萄びーだまがけん
0
笑いながら読んだわたしは、少なからず経験があって。きっと、それらを消化して一緒に歩いているのかもしれないですね 笑 柔らかく捉えさせてくれる一冊です。2015/02/08