内容説明
日本人には想像もつかない事件の数々。だが、読み進むうちに覚える「中国社会の理不尽」とそれに振り回される中国人の切なさ。小説を超えた著者快心の新ジャンル!あなたの知らない中国社会のリアルがある!
目次
第1章 独りよがりの欲望(「愛人職」を狙った女子大生の代償;俺は大富豪の息子のはずだ!;車のナンバーのために離婚、結婚を)
第2章 利益は自分、責任は他人(ミリオネアの夢;「夫人営業」の悲しき結末;超学歴社会の悲劇)
第3章 見栄の果て(「令嬢」は玉の輿を狙ったが;公務員になるはずが刑務所に;一人息子の奪い合い)
第4章 欲が肥大し、やがて哀しき人々(兄の愛人を妻にさせられて;シャトーマルゴーに壊された人生;迷惑な超豪華結婚式)
著者等紹介
楊逸[ヤンイー]
1964年、中国ハルビン生まれ。87年、来日。95年、お茶の水女子大学文教育学部卒(地理学専攻)。2007年、『ワンちゃん』(文春文庫)で文學界新人賞受賞。08年、『時が滲む朝』(文春文庫)で日本語を母語としない作家として初めて芥川賞受賞。現在、日本大学芸術学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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goodchoice
2
ここに綴られている事件は中国だから起こったのではなく、日本でも目にするようなものだと思われる。それくらい人間の欲望とは万国共通に大きく醜いと言えよう。2023/06/29
くらーく
1
さすが中華人民共和国、と言いたいところだが、日本でも(世界でも)同じような事件はありそうだけどね。ただ、陣地国家から法治国家になれない国家体制、子供の育て方、価値観の違いなどなど、ちょっと上から目線でお気の毒と思いますな。 著者の芥川賞受賞作品を、会社のセミナーで読んだことがよみがえりましたね。懐かしいわ。2025/03/11
depo
1
図書館本。日本語を母語としない初めての直木賞作家。中国人にうまれなくてよかった。2023/03/29
ぽこた
1
日本で日本人に生まれて良かった。2023/02/06
derashine
0
同国家らしい、さもしい犯罪が書かれていた。大体は欲に負けて犯した浅はかな犯罪を取り上げている。欲に負けてい愚かな犯罪を犯す人間がいるのは万国共通だと思うが、その粗雑さはあそこならではだな~という感想。軽く読めた。2024/07/13




