目次
プロローグ 放射線を、むやみに怖がっていませんか?
第1章 原子力の平和利用
第2章 放射線はどこにでもある
第3章 海外での原子力利用
第4章 放射線の安全を測る基準
第5章 放射線を怖がる理由
第6章 将来の原子力利用
著者等紹介
木元教子[キモトノリコ]
評論家、ジャーナリスト。立教大学法学部卒業。TBSアナウンサーとして司会、キャスターを歴任。退社後はエネルギー、環境、教育、高齢社会、政治などの問題に取り組み、テレビ・ラジオの解説、講演、シンポジウムを行う。各省庁の審議会委員も努める。前内閣府原子力委員会委員
碧海酉癸[アオミユキ]
消費生活アドバイザー。ETT(フォーラム・エネルギーを考える)コア・メンバー。東京大学文学部卒業。TBSディレクターとして教養番組・料理番組等の制作に当たる。夫の海外赴任に伴い退社。帰国後、企業と消費者のパイプ役の「ヒーブ」の導入を推進し、以後、企業のアドバイザーを努める
東嶋和子[トウジマワコ]
科学ジャーナリスト。筑波大学比較文化学類卒業。在学中、米国カンザス大学留学。外務省外交フォーラム外務大臣賞受賞。読売新聞記者を経て独立。「いのち」をキーワードに科学と社会の関わりを追っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tarazanzan
1
自称『放射線三姉妹』による311以前に出版された対談集。ことが起きた後に読むと、何とも言えない思いを抱かざるえない。せつない。2012/03/04
米光一成
1
放射線三姉妹を自称する三人の対話。2008年の本なので、脳天気ではある。むやみに怖がる必要はないという原発推進の話。0.001ミリシーベルトを1円で換算して、世界の自然放射線の平均1時間2400円とか。この状況で、どういう話をしているのか、知りたい。2011/04/06
もへじ
1
久しぶりに酷い本を読んだ。おばちゃんたちの井戸端会議。曖昧な論拠で話を進めた挙句、最後に情報リテラシーに言及する流れには失笑を禁じ得ない。この3人はTBSとTBSと読売新聞の出身者らしい。ふーん。2011/04/22
どっち
0
震災前の本。放射線というのは我々の生活に欠かすことのできない大事なものであることを力説。 原発が放出する放射線量は、自然放射線の数百分の1以下なので全く問題ないと言う読売新聞とTBS出身の女性お3方。原発事故後のコメントを聞いてみたい。2013/05/09