内容説明
我ら「神州清潔の民」よ、コロナに負けるな!幕末の頃、水戸藩士の藤田東湖は、日本と日本人の精神をたたえて“発しては萬朶の桜となり、凝っては百錬の鉄となる”に続けて“我々は神州清潔の民”と表現した。清潔は小学校の頃はさんざん強調されたのでそれを言われると急に格調が下ったように感じるかもしれないが、なかなかどうしてそうではなかったことがコロナ騒動の今なら分る。清潔のコストは高い…。
目次
はじめに―米中コロナ合戦はいかに?そして「ニッポンファースト」と言おう!
第1章 世界で最も平和で清らかな国(我ら「神州清潔の民」;国民の合意として自然成立する王朝 ほか)
第2章 教育と国内問題の新常識(いじめに対する自主防衛教育を;関東と関西で異なる「公共事業」 ほか)
第3章 日本外交の課題と使命(学者的経済とトランプ的思いつき経済の争い;国民の疑問―なぜ対米戦争を始めたのか ほか)
第4章 世界に冠たる先進国ニッポン(中国共産党が恐れる日本の武器;アメリカの経済学より日本の常識 ほか)
著者等紹介
日下公人[クサカキミンド]
評論家。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長や東京財団会長などを歴任。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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