WAC BUNKO<br> 日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」

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WAC BUNKO
日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」

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  • サイズ B40判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898317884
  • NDC分類 304
  • Cコード C0230

出版社内容情報

夢見る「平和ボケ」と「情報弱者」を煽るマスコミを一喝する
門田隆将
今の日本は、左右対立の時代ではなくて、夢見る「ドリーマー(D)」と、「リアリスト(R)」との「DR戦争」の時代。そんな時代に「ドリーマー」向けの雑誌を作ったら絶対にダメ。ところが、新潮社や文藝春秋まで、「ドリーマー」向けに編集するようになった──
高橋洋一
アマゾンでワンちゃんの「ペット用のトイレシート」を買うと、同じ日付の新品同様の朝日新聞が送られてきた。これはいわゆる「押し紙」のリサイクル活用なのか? もはや、日本の新聞やテレビなどは、「情報弱者」にしか相手にされない「ミニコミ」に成り下がった──

はじめに リアリズム無視の観念論への「挑戦」として 門田隆将第一章 「闘争心」を失ったジャーナリズムに「明日」はない
なぜ、杉田水脈論文(『新潮45』)は叩かれたのか/大学入試(国語問題)で杉田論文が出題されたら/『週刊文春』と『週刊新潮』は逃げたのか/朝日と小川榮太郎さんは「天敵」同士/「佐藤社長、何をするんですか! 」と止める役員はいなかった/かつては「気骨ある役員」がいた/単純正義に踊らされる?ドリーマー?編集者たち/『マルコポーロ』廃刊同様、棚からぼた餅の「廃刊」

第二章 煽るだけの朝日新聞は、もはや「犬のおしっこマット」
?倒閣運動家?と化している新聞・テレビ記者/新聞に「洗脳」されない若者が増えたのはなぜか/朝日新聞とアライグマはしぶとく繁殖する/「認可」と「認可の申請」の区別も付かない日本のマスコミ/ 「戦争法案」「過労死法案」と、ウソで煽るからオオカミ少年になる/法案すら読まずに記事を書く低レベルの記者たち/「高プロ」は大谷クラスの人間のみに適用されるだけ/他国の実情を調べてから記事を書け/マスコミも野党も「絶望の自己陶酔」に陥っている/「おしっこマット」は「朝日新聞(紙)」が最適/週刊誌の「朝日新聞化」はなぜ進むか

第三章 オウム事件の教訓を忘れた日本に?五輪テロ?の恐怖
オウム事件は警察の怠慢が引き起こした事件だった/林郁夫に?洗脳?された検察官たち/井上嘉浩の死刑執行への疑問/「全知全能」を装う裁判所の?/執行されない「死刑囚」が沢山いる理由とは/麻原・オウムにおもねったテレビの「罪と罰」を検証せよ/テロリストに狙われる新幹線/「国民の命を守ること」がなぜ戦前の「暗黒時代の復活」なのか

第四章 憲法改正で日本の独立と安全はどうなるのか
集団的自衛権をフルに持てば中国と戦争は不可避/一番「凶暴な国家」アメリカと「共謀する」のがお得/日本は「集団的自衛権」行使への覚悟ができているのか/今のPKO議論は第二世代の概念止まり/「自衛隊は合憲」と試験で書けない/?情報ビッグバン?になっても?ドリーマー?はなぜ消えないのか/なぜ国会の参考人招致は偏ってしまうのか/自衛隊を違憲という学者は「憲法十三条」を読め

第五章 ?理系人間?は日本を救うのか
マルクス経済学者はいかにして生き延びているのか/日本の経済学者は、経済の「確率計算」すらできない/伝言ゲームで「ゼロじゃない」が「危険性がある」に/「数学」なくしてロジカルな思考法は身につかない/移民問題も水道民営化も「確率」で考えよ/大学入試の偏差値より、卒業するときの能力が大事

第六章 官僚主導国家からの脱却なくして「日本再生」なし
「天下り」と「受託収賄」はまったく同じ構図の犯罪/「国民一人ひとりが主計官」になった「ふるさと納税」/「文科省の天下り研究」に科研費は出ない/世界の大学は、寄付金で運営するのが当たり前/世界の私立大学は「裏口入学」だらけ/消費増税より「納税者倍増」計画を実施せよ

第七章 マスコミが不要になった「首脳がツイッター」という時代
BPOは活動家たちの主義主張の場になり果てた/「電波オークション」は世界の常識/昔「MOF担」、いま「波取り記者」/誰でもネット上で自分の「放送局」を作れる時代/記者クラブが「情報を独占していた時代」は終わった/ツイッターを後追いし掲載するだけのマスコミ/首脳ツイッター時代では「同行記者は要らない」/いち早くトランプを抱き込んだ安倍首相の歴史的手柄/トランプについての情報収集不足の面もあった/アメリカ大統領を手のひらで転がす首相/日米の「強力な関係」が世界を動かしている/金正恩にシンガポールを見せたのは高等戦略
おわりに 真実に迫る熱い言論人魂に触れて…… 高橋洋一

?橋 洋一[タカハシヨウイチ]
著・文・その他

門田 隆将[カドタリュウショウ]
著・文・その他

内容説明

夢見る「平和ボケ」と「情報弱者」を煽るマスコミを一喝する。

目次

第1章 「闘争心」を失ったジャーナリズムに「明日」はない
第2章 煽るだけの朝日新聞は、もはや「犬のおしっこマット」
第3章 オウム事件の教訓を忘れた日本に“五輪テロ”の恐怖
第4章 憲法改正で日本の独立と安全はどうなるのか
第5章 “理系人間”は日本を救うのか
第6章 官僚主導国家からの脱却なくして「日本再生」なし
第7章 マスコミが不要になった「首脳がツイッター」という時代

著者等紹介

門田隆将[カドタリュウショウ]
1958年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部卒業後、出版社(新潮社)勤務を経てノンフィクション作家に。政治、歴史、司法、事件、スポーツなど幅広いジャンルで執筆。2010年、『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で第19回山本七平賞を受賞。著書多数

〓橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。株式会社政策工房会長、嘉悦大学教授。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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金吾

25
左も右も片寄っていくと自分の考え以外は受け付けなくなっていくと思いますが、日本の場合は永らく発信の主体であったと教育、マスコミが左寄りであったため左寄りが中道のようになり、結果として左の方が事実認識が出来ないドリーマーのイメージになっていると感じました。2023/05/20

Honey

12
クールなリアリスト統計学者髙橋さんと、熱い思いで真実に迫る作家門田さんの、Youtube文化人放送局♪並みの軽快な対談。内容は、一見難しそうな話題も分かりやすくて、面白読み物風なのに、かなりいいお勉強になり、期待以上の満足感♪2019/11/10

トラ

7
様々な事柄を一気に語っていくので興味深かったです。オウム事件についてはもっと詳しく知りたいと思いました。門田氏は熱い印象で、高橋氏は冷静な印象でした。2019/03/04

金吾

5
○マスコミの非現実主義には辟易している部分が多いので、それをドリーマーとぶったぎる論調は面白かったです。にたような思想の二人の対談なので、議論には殆どならず発言の追認という状態がほとんどですが、いろんな事柄を一つの視点からわかりやすく論じています。2020/01/08

ココアにんにく

4
リアリストとドリーマーという分け方、読んでいてすごくスッキリします。マスコミにドリーマーが多いのは受け手として凄く実感しています。私の好きな健康情報。テレビや新聞から情報はゆるいので取りません。まず本を読んでネットでいろんな研究を調べます。本書のように政治や経済でも同様だと実感。 高橋さんの本を最近あれこれ読んでいます。複雑そうな話も簡単に説明してくれるので分かりやすい。「一番ひどい国(アメリカ)と組んだら、一番侵略される可能性が低い」って目からウロコです。門田さんのオウムの話、マスコミ取材の実態など興味2019/05/23

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