出版社内容情報
「暴言」というなら云え! 北野武、池上彰、羽生結弦、尾木ママ、安室奈美恵、中田英寿、太田光、安藤優子、白鵬、下重暁子、鈴木大地、吉永みち子、等々勘違い甚だしい有名著名人から権力を笠に着る役人警察官まで日本中の勘違いが勢揃い!
目次
第1章 勘違い人間とは何か
第2章 スポーツ編
第3章 テレビ局・新聞マスコミの勘違い
第4章 芸能人編
第5章 コメンテーター編
第6章 弁護士という勘違い人間
第7章 世襲政治家の勘違い
第8章 日本の防衛政策の勘違い
第9章 警察の勘違い
第10章 韓国の勘違い…ベトナム戦争中の大量虐殺事件
著者等紹介
北岡俊明[キタオカトシアキ]
専門1「戦争論・戦略論」2「ディベート論」。昭和18年徳島市生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。企業勤務後、財団法人流通経済研究所主任研究員を経て独立。現職、日本ディベート研究協会会長、「シンクタンク戦略大学」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
41
日本アホバカ勘違い列伝。北岡俊明先生の著書。生まれながらの特権階級にいる世襲人間や世襲政治家、自分が偉い特別な人間であるという厚顔無恥な勘違いをした上から目線で価値観を押し付ける評論家や大学教授、弁護士などのコメンテーターやメディア。これらが北岡俊明先生がおっしゃるところのアホバカ勘違いの典型的な例。北岡俊明先生ならではなの歯に衣着せぬ思い切ったお言葉の連続には読んでいてドキドキしてしまいますし、アホバカ勘違いという言葉が品性下劣かもという問題があるけれど、正論で気持ちがいいと感じる読者も多いのでは。2018/11/29
スプリント
10
著者のストレス解消本。 2025/06/01
Tomomi Yazaki
8
冒頭から実名をあげて、著名人を怒り心頭・罵詈雑言という妖刀で、けんもほろろに次から次へと滅多切りして行く。こんな過激で一方的な内容について行けるか、一抹の不安を覚えつつ恐る恐る読み始めました。でもこの超アグレッシブルかつ暴力的な言葉の嵐に慣れてくると、その真意が至極真っ当な考えから生まれていることが分かり、痛快な気持ちになっている自分に気づきました。世の中どれだけアホバカだらけなのか。最後にスーパーボランティア・尾畑春夫さんをべた褒めしていたことで、この読書によって傷んだ心が癒されました。2019/01/24
犬養三千代
7
痛快な「こき下ろし」。是枝裕和に始まり、様々な人々の勘違いぶりを挙げている。特に第八章と第十章はおすすめ。防衛政策とベトナム戦争における韓国軍の虐殺。スーパーボランティア、尾畠春夫さんの名言「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」警官のみっともなさを見ていた著者も凄いね。2020/09/13
どん
6
是枝監督に始まり韓国に終わる。過激というか、好き放題の大放言。ただ、自分がいつも不思議に思っていたことと一致するものも多く、そうだよなと思ってしまった。 理由は明快で筋は通っていると思う。世間はお互い勘違いのアホバカだらけだと思うが、自分が言われるなら北岡先生側の方が良い。 日本だけは別世界と思っている一種のアホバカだけを持てはやす公共の電波、新聞雑誌などの品位、勘違いが問題なんかな。2021/01/13
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