WAC BUNKO<br> 「文系バカ」が、日本をダメにする―なれど“数学バカ”が国難を救うか

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WAC BUNKO
「文系バカ」が、日本をダメにする―なれど“数学バカ”が国難を救うか

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  • サイズ B40判/ページ数 215p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898317747
  • NDC分類 304
  • Cコード C0230

内容説明

いまからでも遅くない?あなたも「神童」になり、「数学バカ」「理系バカ」になれる!?小学・中学・高校時代、教科書をもらった初日にその内容を全て理解できた―。そう豪語する「神童」だった著者による画期的なAI型知的生活実践記。激烈な競争社会を生き抜くためのノウハウも満載。

目次

第1章 私は「神童」だった!?
第2章 何の専門性もない財務官僚は「ただのバカ」
第3章 話を盛ったSFのような「AI」論に騙されるな
第4章 仮想通貨が消えても、ブロックチェーン技術は生き残る
第5章 文系のマスコミ記者こそ「本当のバカ」
第6章 ロジカルな理系思考は、臨機応変に対応できる
第7章 小さな格差は忘れて「専門バカ」を目指せ!

著者等紹介

〓橋洋一[タカハシヨウイチ]
株式会社政策工房会長、嘉悦大学教授。1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍。2008年に『さらば財務省!』(講談社)で第17回山本七平賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BluePlanet

13
★4.7 2018年5月発行。著者の本はこれまで何冊か読んできたが、こんな天才的な人だったとは。中学生で東大数学の問題を全部解き、高校生でZ会の数学の問題作成の依頼を受けたとは。確かに大蔵省では東大数学科卒ということで変わり者だったかもしれないが、彼がいたからこそ今の大蔵省で80年代前半にLANが構築され、ALMが導入。東大法卒が多くを占める大蔵省で彼は無くてはならない存在でしたね。AIは人間が作ったプログラムに過ぎないというのは確かにその通りで、シンギュラリティはあり得ないというのは説得力がありますね。2018/12/30

ミナ

9
財務省なのに何で東大法学部の人が多いの??財務省では少数派で良くない?保険の話は大人になったら入るものと思っていたけど、そんな人が多い日本人は手数料の話は気にしてないから外資系に狙われているという話もびっくり。日本の安全保障上、戦争確率を最も低くすることを考えたら沖縄県がやはり良いとの話もあった。もう理系の人達に重要な役職についてもらうしかない。計算で全てを白か黒かはっきりさせたらいい。豊洲市場問題などで新聞記者はわかっていないのに不安を煽っているなんて最悪だ。その影響でいくら損失だしても責任とらないのに2018/12/30

yamamiki

9
やはり高橋氏の頭脳は並外れてる。人類史上最高の頭脳 IQ300と言われたジョン・ノイマンは頭の中に1ヘクタールの白板があって頭の中で全てのことができ、フォトメモリーの持ち主でもあったと聞いたことがある、高橋氏もそれに近い頭脳を持ってみえますね。現在の日本を牛耳ってるのは文系人間がほとんどで数学的思考が得意でない人たちです。だから論理的に体をなさない議論であっても、まかり通ってしまう現在です。元々日本人は数学的素養のある民族でした。江戸時代では和算といって一般民衆が問題出し合って解いていく遊び→続く2018/06/16

無添

7
金利リスクを理解できない文系大蔵官僚。マスコミの情報は人から聞いた二次情報。安全基準と契約基準の違いを知らないマスコミ。2019/01/15

G117

6
とても読みやすい。前半は小学生時代から大蔵省入省までの神童ぶりと数学にまつわるエピソードで、渡部昇一「知的生活の方法」を思わせる。「数学好き変人のAI型知的生活の方法」というご自身の表現にぴったりな内容。仮想通貨、年金、AI、郵貯、日銀 といった難しそうな話を、シンプルに説明してくれていてわかりやすい。「制約条件のある中で最適解を出すという思考訓練」の大切さには同意。最後の方で「人生は思い通りにはならない」「運・不運、理不尽も含めて人生」と述べられている点にも共感。2020/11/08

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