WAC BUNKO<br> 人工知能革命の真実―シンギュラリティの世界

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WAC BUNKO
人工知能革命の真実―シンギュラリティの世界

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  • サイズ B40判/ページ数 226p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898317716
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0236

出版社内容情報

文系の人でも分かる「AI」本!「シンギャラリティ」「2045年問題」「AI(人工知能)」
日本を代表する二人の専門家が人間と人工知能の共存する社会を提唱。

目次

第1章 人類にとって未知の世界がやってくる!―2045年「シンギュラリティ」(「シンギュラリティ」とは何か;寿命は百二十歳まで延びる ほか)
第2章 AIは社会に何をもたらすか―AIでできること、できないこと(AIに常識をどこまで教えられるか;人間についての知識は不完全という前提が必要 ほか)
第3章 人はAIとどう共存していけばいいのか―AIは道具である(AIと一緒に進もう;AI教育が必要になる ほか)
第4章 AIはどこまで人間に近づくか―AI研究は人間の謎を解明する道(人間のように変化するプログラムをつくれるか;心はどこにあるか ほか)
対談を終えて(人工知能を使って、どういう人間になりたいのか(ドミニク・チェン)
「AIが人類を超える日」は来るのか?(中島秀之))

著者等紹介

中島秀之[ナカシマヒデユキ] [Chen,Dominique]
1952年、兵庫県西宮市生まれ。関西弁と東京弁のバイリンガル(他に「標準語」とNHKが呼んでいる言葉も話せる)。1983年、東京大学大学院情報工学専門課程修了(工学博士)、同年電子技術総合研究所に入所。産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長を経て2004年より公立はこだて未来大学学長。2016年より東京大学大学院情報理工学系研究科先端人工知能学教育寄付講座特任教授。人工知能、特に知能の状況依存性を生涯の研究テーマにしているが、マルチエージェントならびに複雑系の情報処理にも興味を持ち、最近ではデザイン学とサービス学を中心テーマとして活動している

チェン,ドミニク[チェン,ドミニク]
1981年、東京生まれ。フランス国籍。2003年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)卒業、2006年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、2013年同大学院博士課程修了(学府長賞受賞)。博士(学際情報学)。2004年よりメディアアートセンターNTT InterCommunication Center研究員/キュレーターを経て、NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事/株式会社ディヴィデュアル共同創業者。2016年度グッドデザイン賞・審査員「技術と情報」フォーカスイシューディレクター。2017年より早稲田大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

11
出版直後に三省堂で購入したが、しばらく積読していた。中島先生は学生の頃から知っているが、ドミニク・チェンって知らないなあ、と思いながら読み始めた。二人とも2017年にガリレオXにゲスト出演したのが縁で、この対談企画が起きたそうだ。どちらも科学、AIに関する見識がしっかりしていて、読んでいて非常に気持ちがよい。シンギュラリティについても巷に溢れる脅威論ではなく、冷静に事実をとらえ、AIを活用しようという姿勢が好ましい。「何ができるか」ではなく「何をしたいのか」を大切にする、ということを心に刻んでおきたい。2018/03/28

K K

2
良書。素晴らしい。未来の展望に、恐怖を感じました。 人間は神のような存在になろうとしている。それはひとえにアメリカを始めとするキリスト教国からによりIT革命がもたらされたからでしょう。強力なリーダーが社会を支配する。 AIが人間のような常識を持ったり、ホワイトライをつくのは困難でしょうが、中国において米国に移住したいと言ったAIは面白い。 そして人を傷つける投稿に対して警告を発するなど思いやりをAIに持たせるなど生かす場はたくさんある。 自分が死んだ後のこの世という発想は鳥肌ものでした。2018/07/11

竜玄葉潤

1
AIの人の本と脳科学系の人の本って何となく似ているなと感じていたが、やはりお互いの分野をよく研究しているようだ。しかし、同時にオカルトとかSFの匂いがするのは、AIとの親和性が高いのか?好きな人がAIに進むか?どっちだろうか?2018/02/13

ハル

0
人工知能の研究について、重鎮の先生と優秀な若手研究者の対談を起こした本。対談だったのでさらりと読めてしまったが、面白いトピックはいろいろあった。特に、専門家のシンギュラリティの捉え方が分かったのはよかった。2022/01/24

Solomon

0
★★2018/12/23

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