出版社内容情報
かつても天皇退位問題があった!
皇室議論が深まるこの秋、最大の問題作!
昭和史の常識を覆す!
内容説明
天皇は「退位」を思いとどまった!なぜ、昭和天皇は無理やり「反戦主義者」に祭り上げられたのか。天皇側近にいた「赤いユダ」。昭和史の常識を覆す!
目次
第1章 「よもの海」は替え歌だった
第2章 「宮中某重大事件」の謎
第3章 天皇周辺の赤いユダ
第4章 「退位」回避への強い意思
第5章 「ご巡幸」と「ヤミ米」列車の怪
第6章 天皇の財布と「隠し財産」
第7章 皇居から聞こえる讃美歌
著者等紹介
加藤康男[カトウヤスオ]
1941年東京生まれ。編集者、ノンフィクション作家。早稲田大学政治経済学部中退の後、出版社勤務。退職後は近現代史などの執筆に携わる。『謎解き「張作霖爆殺事件」』(PHP新書)で、山本七平賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古本虫がさまよう
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昭和天皇が御前会議で、対米開戦に反対して、「四方の海みな同胞と思う世に など波風の立ち騒ぐらむ」という明治天皇の御製を紹介したとしているが、昭和天皇は御前会議で、そう詠んだのではないと。「四方の海みな同胞と思う世に などあだ波の立ち騒ぐらむ」と詠んだと。「波風」ではなく「あだ波」だったということで、天皇の対米観が「通説」と大きく異なるようになる……。「あだ波」と詠んだのは、日本は「侮辱を受けたら戦いも辞せず」という気概を持っているということの天皇の積極的な意思表示であったと加藤氏は見ているようだ。2017/09/01
itatsu
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昭和天皇崩御50年後に真実がだされるのだろうか?2019/01/12