目次
はじめに―さらば、フェイクニュースを垂れ流すメディアよ
1章 トランプが仕掛けるメディア戦争で世界が炎上する
2章 崩壊寸前!新聞業界の深い闇
3章 ネットが滅ぼすレガシーメディア
4章 利権まみれのテレビ業界
5章 出版クライシスは止まらない
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
1969年愛知県生まれ。日本大学法学部卒業。貿易会社に勤務後、独立。複数の企業運営に携わる。仕事上、海外の経済情勢に精通。内外の経済・政治状況のリサーチと解析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修、コメンテーターまで幅広い活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
28
アメリカのニュースメディアはトランプに徹底的に無視され、ニューヨーク・タイムズなどフェイクニュース扱いされ、トランプのコメントはTwitterをフォローすれば事済んでしまうようになってしまった。やはり、インターネットの普及により、新聞媒体はネットに駆逐されつつある。 日本においても、SEALDSがあたかも若者の代表のように下駄を履かせた報道をしたり、保育園落ちた日本死ねといったニュースで反政府的プロパガンダを打っても、メディアリテラシーの高いネットユーザーが、冷静に報道内容をチェックできるようになった。2019/09/05
hk
17
【購入済み】【あと3、4回読む本】「CNNはクリントンニュースネットワーク」「新聞の生命線は第三種郵便認定」「広告代理店における一業種一社制の不備がデンパク 寡占を招いた」「吉本興業の株主はテレビ局と広告代理店」「報道しない自由がメディア権力の源泉だったが、ネット空間の隆盛で報道していないことが明るみに出た」「学生運動参加者の雇用の受け皿がメディアであったため、反米・反権力の気質がメディアには備わっている」「過払い金返還訴訟の次は、押し紙損失返還訴訟?」 などレガシーメディアの問題点を浮き彫りにしている。2017/05/15
やす
9
私がメディア問題に関心をもったのは「マスゴミ崩壊~さらばレガシーメディア」という三橋氏の著書だった。あれから7、8年して一般人がTwitterやFacebookを使うのが当たり前の時代になってしまった。経済記事以外は素晴らしい経済新聞や妄想変態記事を書くと編集長から社長に懲戒昇進できる新聞や取材をせず、捏造記事を書かなければ気が済まないKY新聞、受信料を何がなんでもとりたい自称公共放送などわが国のメディアの素晴らしい恥知らずっぷりにある意味感動します。築地移転問題に朝日新聞本社の土地を活用する発想は爆笑。2017/05/18
inami
5
◉読書 ★3.0 気になった点をいくつか❍トランプ政権は既存の秩序を破壊し、一時の混乱の中から、新たな体制や仕組みを作り上げようとしている。❍最近はニュース記事で「主語の分からない文章」が目立つ。→「〜と思われる」「〜ということが懸念されている」❍新聞の16年の発行部数:5,369万部(00年:7,189万部)と大きく減少、新聞広告費も15年:5,679億円で15年間で半減。❍利権まみれのテレビ業界、NHKって本当に必要なの?❍レガシーメディアは情報の独占力を失い・・と、少し自分の頭で考えてみることに・・2017/06/19
あとも
4
ウォーギルトインフォメーションプログラム(WGIP1) 先の戦争は日本は悪でアメリカは正義だという歴史観を日本人に刷り込むプログラム。このプログラムについて意見をするつもりはないが、広島記念公園の「安らかに眠ってください。過ちはおかしませんから」の言葉に違和感があることには共感。戦争は過ちだったかもしれないけど、広島長崎に原爆は日本の過ちでは断じてないと私は思っている。戦争は終わったことだ。だから責任云々を問うつもりはないが、かの国により日本の大地が深く傷つけられたことを私は忘れたくない。2017/12/25