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組織が勝つための知恵―いま、戦争論クラウゼヴィッツを読み解く

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  • サイズ B40判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898316665
  • NDC分類 391.1
  • Cコード C0234

内容説明

クラウゼヴィッツの「戦争論」は、勝利をつかむための戦略的思考と行動のすべてが書いてある。混迷した経済環境で生き抜くビジネスマン必携・必読の書。

目次

第1章 戦争はやってみなければわからない(クラウゼヴィッツは二十一世紀に通用するか;戦争における「不易」と「流行」 ほか)
第2章 どのようにして戦争を設計し、実行するか(戦争をするには最初に「目的」と「目標」を定めなければならない;専守防衛では不意打ちを食らわないための情報収集が不可欠だ ほか)
第3章 勝利の扉を開く鍵はどこにある?(「戦争に勝つ」とはどういうことか;敵の重心を打つことが勝利への王道である ほか)
第4章 優れた将帥の条件、戦士の資質(子弟の生命、祖国の名誉と安全を託し得る指導者とは?;最高司令官として必ずやらなければならない仕事がある ほか)
第5章 「二十一世紀の新しい戦争」と日本の選択(近代は絶対戦争の方向に進んできた;二十一世紀に世界大戦が起こる可能性は小さい ほか)

著者等紹介

田母神俊雄[タモガミトシオ]
元航空幕僚長。1948年、福島県生まれ。防衛大学校電気工学科卒業。航空自衛隊入隊。航空幕僚監部装備部長、統合幕僚学校長、航空総隊司令官を経て、航空幕僚長に就任。2008年10月、民間の懸賞論文に応募した論文が政府見解と異なるとして、職を解かれる。同年11月に定年退官。以後、執筆、講演など精力的な活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mitsuhiro Nakamura

1
田母神閣下の最新刊。防大時代の防衛学授業で、クラウゼヴィッツの戦争論を受けたあったものの、あまり理解できずしっくり来なかったため本書を手にしてみた。理解の手助けとなる現在との状況の違い、例えば1800年前後のナポレオンが活躍した当時には、空軍も海軍もなく陸上での戦闘行為が前提。また、最近話題の尖閣諸島については、軍事力で対抗するよりも、現代風に政治的に相手の弱点を突く。例えば工作機械の輸出を止めるとか、日本にしか頼れない部分を武器として条件闘争をする、泥臭く外交をしかけて主張する必要があるとのこと。同感で2012/09/04

三本矢

0
趣味で軍事方面の見識をより深めたいと思っていた折、唯一名前を知っている軍人である田母神氏の著書で、図書館にあったものがこれでした。クラウセヴィッツの『戦争論』をベースに、まず彼の本で書かれていることを、日本を例に現代でも当てはまるもの(不易)と当てはまらないもの(流行)に分けるというスタンスだったので、現代の日本が抱える軍事上の問題点などを知るために読みました。田母神氏の口ぶりからしても、『戦争論』の解説書という名目での、軍事批判書という側面が強いように感じたからです。実に参考になりました。2013/05/22

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