バイオ発電

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  • サイズ B40判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898316610
  • NDC分類 543
  • Cコード C0034

内容説明

環境汚染なしに、適正な料金で十分な発電量を確保できる次世代型発電法はこれだ。

目次

第1章 原発を止めたらどうなるのか
第2章 近未来の電気エネルギーを考える
第3章 バイオ発電の仕組み
第4章 乗り越えなくてはならないバイオ発電の壁
第5章 バイオ技術の新方法で難題を突破する!
第6章 実用化への道筋(産業としてのバイオ発電)
第7章 日本は「第二の産業革命」で先頭に立つ

著者等紹介

坂口謙吾[サカグチケンゴ]
東京理科大学総合研究機構教授(専門:分子生物学、放射線生物学、バイオエンジニアリング)。1944年生まれ。北海道大学理学部生物学科卒業、同大学理学博士号取得。カリフォルニア大学、カナダ・ゲルフ大学に勤務。帰国後、東京理科大学理工学部応用生物科学科助教授を経て教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Phycology

3
原発に変わるオルタナ発電の中で、唯一実現可能かつサステイナブルな方法として著者が紹介するバイオ発電は、石炭、石油などの地下資源を燃料にするのではなく、グルコースを酸化させ、その反応から得られるエネルギーを電気として取り出すものだ。グルコース供給源として資源問題に発展しないセルロースに着目。さまざまな課題に遺伝子工学と無機材料工学と、工業有機化学を融合して取り組むとても具体的で、シロウトには(ましてやサイエンスのバックグラウンドがない人間にとっては)かなり頭の痛い細かい説明を含むものの、バイオ工学によるサポ2014/12/31

mazenda

1
脱原発の流れに一つ心配しているのはどこから電力を持ってくるのかということ。現状のクリーン発電ではとてもじゃないけど原子力発電でまかなっていた電力をまかなえない。さらに、火力発電所は二酸化炭素を放出し地球温暖化が懸念されるので、増設してどんどん発電することはできない。じゃあどうすればいいの!?という悩みに、最先端のバイオテクノロジーが回答しています。これから20年後に向けてどうするか、40年後はどうするかといった中期、長期の展望がわかりやすい。現在のエネルギー問題に根本的な解決を示した一冊。2013/02/19

G3

0
いかん、そもそもの『ソニーのバイオ発電』から勉強せねばならん。 新たな発電法のための支援策、特にバイオ方面からの手法の研究成果中間発表、といった位置付けの本書。 ま、原発は無くなるべきで、化石燃料資源は有限で、いずれもいち早く脱却すべき、との意見にはハゲ同。そのために何もできていない自分としてはただただ応援するのみ。頑張れ〜! 2015/07/28

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