Wac bunko
「靖国」のことを語ろう

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784898316283
  • NDC分類 175.1
  • Cコード C0234

内容説明

日本と日本の未来のため、命をかけて戦った人たちがいた。祖国に殉じた二百四十六万の英霊が祀られている靖国神社。一度は神社に祀られたことのある小野田氏と、入りそびれたという中條氏が、「これだけは知って欲しい」と“靖国を忘れた日本人”に熱く語りかける。

目次

第1部 なぜ靖国神社を語り継がなければならないか(先人は、君たちのために命をかけた;国家として戦わざるを得ないときがある;「戦争」とは善悪で語れないもの;占領政策で失われた「しつけ」の伝統)
第2部 日本はいつからこんな国になったのか(靖国にお祀りするのは戦友との約束だ(小野田寛郎)
勝者がつくり出した「A級戦犯」(中條高徳)
馬鹿らしい「富田メモ」騒動、“偽情報”に惑わされるな(小野田寛郎))

著者等紹介

小野田寛郎[オノダヒロオ]
(財)小野田自然塾理事長。1922年和歌山県生まれ。貿易商社勤務後、44年陸軍中野学校二俣分校に入学、12月にフィリピン戦線へ派遣される。以後30年間、任務解除の命令を受けられないまま戦闘を続行。74年谷口義美元少佐の作戦任務解除命令口達により、日本に帰国。翌年ブラジル移住。84年「小野田自然塾」を開校する。2005年藍綬褒章を受章

中條高徳[ナカジョウタカノリ]
英霊にこたえる会会長、日本戦略研究フォーラム会長、(社)日本国際青年文化協会会長。1927年長野県生まれ。陸軍士官学校60期生。旧制松本高校を経て、学習院大学卒業後、アサヒビール入社。常務取締役営業本部長として、「アサヒスーパードライ」作戦による会社再生計画を成功させる。同社代表取締役副社長、アサヒビール飲料会長を経て、アサヒビール名誉顧問に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘタ

15
対談形式だが、散漫にならず話にまとまりがある。小野田さんはいつもご意見の筋が真っ直ぐ通っておられた。それにより、ロジックで説得しようとしても無駄なのだということが明らかになったように思う。感情に訴えないと駄目なのだと。奴さん達のようになってしまいそうで悲しいが、その手法を真似ねるべきなのかもしれない。2018/09/16

Yuichi Yamasaki

12
小野田さんも中條さんも亡くなられた今、歴史を学び、日本のこれからを背負うのは我々の世代だ。日本人として日本の歴史に正しい認識を持とう。子供にも教えていこう。2015/04/01

読書実践家

11
アメリカの占領政策によって日本人は考え方を転換せざるを得なかったが、よく考えると、当時の日本人が命をかけて戦ったことに感謝すべきであり、そのことにおいて間違っているとは思えない。我々の存在があるのも当時の人々の覚悟があってこそ。2016/05/05

epitaph3

5
自分の国のことだもの、好きに気楽に靖国に行けばいいのです。そういう思いが増す本。2013/12/15

みじんこ

4
対談形式で進む、靖国と現代日本論。小野田さんが言った「今の日本人の中には日本人ではないのがいるのです」という言葉は確かにその通りだと思った。当時は与党も左派的な社会党も戦犯の名誉回復や功労金の支給などの立法に積極的に関わっていたということを読むと、今の与党も野党も本当に情けない。終戦後も戦い続け、帰国後の行いから「軍国主義の亡霊」などとマスコミから罵倒された小野田さんは本当に理不尽である。一時は靖国に合祀されていた小野田さんが、英霊の声を代弁してる。この意味は大きい。今年も終戦の日には靖国へ行こうと思う。2014/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/632807
  • ご注意事項

最近チェックした商品