出版社内容情報
この奇跡が昭和天皇をお護りした!テレビ化要請殺到!占領軍の「皇室廃絶」をいかに覆したか?「皇室」を護った国民外交の真実!
内容説明
人生、最後と決めた日に東久迩宮首相から密命を受けることになった。終戦、最後の秘話!
目次
第1章 日本の戦後を救った、厚木での「再会」
第2章 人生最後と決めた日に「皇室をお護りせよ」の密命
第3章 「技術」を学んで国にご奉公したい
第4章 米軍の指揮官となった日本の工兵将校
第5章 兵站を軽視して、勝つことはできない
第6章 マッカーサーが突然やって来た
第7章 「国民外交」で天皇陛下をお護りする
著者等紹介
鎌田勇[カマタイサム]
実業家、作曲家。1928年(昭和3年)6月2日東京で生まれる。学習院中等科高等科に学ぶ。1945年、陸軍士官学校に入学することになるが、終戦で閉校になり学習院に復帰。父・銓一の秘書的な役割をはたした。慶應義塾大学文学部を卒業し、沖電気入社。沖ユニシス社長、日本ユニシス取締役、ジェイビルサーキット日本代表などを歴任。音楽関係では、学習院オーケストラの指揮者を務めるほか、作曲家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
16
○息子さんが父親を書いている話ですので差っ引かなくてはならない点はあるのでしょうが知らない話だらけでしたので興味深く読めました。米軍部隊指揮官をしていた日本軍将校がいたことも知らなかったので面白かったです。2021/09/02
ネコ虎
7
看板倒れ。単なる息子による親父の自慢話。題名に偽りあり。皇室を守れなんぞという鎌田中将への密命はどこにもない。思わせぶりのみ。アメリカ通ということで終戦時占領軍との交渉での活躍を大げさに書いている。息子として親父をもっと社会に認めさせたかったのだろう。占領軍による軍票使用を撤回させたのは鎌田だとしているが、本当なら終戦史が修正されてよい。しかし、現在の史実は外務官僚で終戦連絡事務局長官の岡崎勝男が副参謀長マーシャルに談判したことになっており、鎌田中将など出てこない。あれこれ自慢話が多すぎて信用できない。2016/12/21
サナミミ
3
戦後のアメリカ占領軍と日本軍との交流。鎌田中将を通してのアメリカ日本の関係が、軍人として人としての厚い友情に担われていたことを知った2017/07/01