内容説明
前人未踏の大記録に隠された「勝利の法則」がいま明かされる。
目次
第1章 ヘッドコーチ就任
第2章 勝利の方程式
第3章 異例の人事
第4章 内部告発
第5章 V9の功労者と天才投手
第6章 栄光の陰に潜む苦悩
第7章 川上流自己管理術
第8章 成功の秘訣
第9章 勝者の流儀
第10章 「V9は勝利に対する執念の賜物」
著者等紹介
羽佐間正雄[ハザママサオ]
1931年、東京生まれ。法政大学卒業後、54年にNHK入局、スポーツアナウンサーとして活躍した。オリンピック実況十一回、ゴルフ、野球、サッカー、陸上、スキーなどカバー範囲は多岐にわたった。87年には「全米スポーツキャスター協会賞」の国際部門賞を日本のスポーツアナウンサー唯一の受賞で殿堂入り。89年にNHKを退局、フリーとなり民放に活躍の場を広げた。現在、(財)日本プロゴルフ殿堂選考委員長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かっくん
4
現役を引退し、巨人のヘッドコーチとして指導者の道を歩み始める川上。二年後に水原茂の後を追い監督となるが、巨人のチームとしての体勢は磐石ではなかった。川上は外部コーチの招聘など、当時では禁じ手であった様々な施策を実行しチームを改革していく。栄光のV9の歴史が始まった。V9の奇跡は決して川上一人の実績ではないが、川上が中心にいなければ成り立たない偉業でもあった。2022/09/04
Prince of Scotch
3
図書館本。NHKスポーツ実況の名アナウンサーだった著者による讀賣巨人軍元監督・川上哲治氏の評伝だ。川上氏の現役引退とヘッドコーチ就任時から綴られており、「V9は如何に成し遂げられたのか?」が時系列で丁寧かつ詳らかに語られている。不世出の名監督、公私にわたり親交の長かった羽佐間氏は、野球から離れた川上氏にもクロースアップ、ほほえましいエピソードも満載、意外な一面もうかがえたりして、興味深く拝読した。2018/08/09
SU
3
星野仙一さんが川上さんにドラフトの事を問い詰めたシーンがあったのに驚きました2016/08/23
星浪昌道
2
プライベートな部分の話しは面白かった。もっと監督としての深い話しも読んで見たかった。一冊では足りない2024/06/07
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