山本夏彦とその時代
意地悪は死なず 夏彦・七平対談―山本夏彦とその時代〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898311561
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

夏彦・七平の十八番づくし(新聞はお読みでしょうか;欲ばりとやきもち;死んだ人生きてる人;忠臣蔵変痴気論;好きな言葉嫌いな言葉 ほか)
意地悪は死なず(流行がすべてである;「三日三月三年」という;何よりも正義を愛す;意地悪は死なず;投票すれども選挙はせず ほか)
夏彦の青春日記 その2(山本伊吾編)

著者等紹介

山本夏彦[ヤマモトナツヒコ]
大正4(1915)年、東京下谷根岸生まれ。少年期に渡仏後、24歳のときショヴォ「年を歴た鰐の話」を「中央公論」に翻訳・寄稿。戦後工作社を設立し、雑誌「室内」(旧題「木工界」)を創刊。同誌に「日常茶飯事」、「諸君!」に「笑わぬでもなし」、「文藝春秋」に「愚図の大いそがし」、「週刊新潮」に「夏彦の写真コラム」を長期連載し、盛名を馳せる。昭和59年に菊池寛賞、平成2年に『無想庵物語』で読売文学賞、10年に市川市民文化賞を受賞

山本七平[ヤマモトシチヘイ]
大正10(1921)年、東京生まれ。青山学院高等商業部を卒業、直後に陸軍入営。フィリピンで終戦。昭和33年山本書店を創立し、主に聖書関係の書籍を刊行。ベンダサン著『日本人とユダヤ人』はベストセラーとなる。以後評論家としても多彩に活躍する。平成3(1991)年12月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

横丁の隠居

1
この二人だから当然だが、親父受けする。戦争するのはいいことで、普通選挙どころか、婦人参政権なんか要らないと言い出す。若い人たちには受け入れられないだろう。2015/05/15

ゆたか

1
二人の山本による対談集。ニヤニヤ笑いながら読めたが、生真面目な人間だったら笑うどころか怒り出すかも知れない。だって「嫉妬はいつも正義に変装して出てきます」(p.239)とか、「大衆は本能的に政治的知恵を持って誤らないと新聞が言うのは危険ですよ。読者に対する迎合ですよ―(以下略)」(p.288)などなど、終始こんな調子なのだから。2013/10/21

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