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「太平洋戦争」は無謀な戦争だったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784898311370
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0034

内容説明

米国人歴史学者が検証した「太平洋戦争」の真実。

目次

序論 運命は決まっていたわけではない
第1章 日本は絶好のタイミングを選んだ
第2章 本来の基本戦略をなぜ守れなかったのか
第3章 日本軍に勝利の可能性はあった
第4章 商船の損耗が日本の降伏を早めた
第5章 運用に失敗した潜水艦隊
第6章 史上最強の日本海軍の敗因
第7章 制空権をめぐる攻防戦
第8章 太平洋に大量投入すべきだった日本陸軍
結論 採用されなかった勝利への道

著者等紹介

ウッド,ジェームズ・B.[ウッド,ジェームズB.][Wood,James B.]
米国ウィリアムズ大学教授。近代初期のフランスが専門の優れた歴史家。最新の著作『国王の軍隊:1562‐1576年―フランス宗教戦争の間の、戦闘、兵士、そして社会』は、1998年、軍事歴史協会優秀書籍賞を受賞した。マサチューセッツ州ウィリアムズタウンの自宅で静かな生活を送っている

茂木弘道[モテキヒロミチ]
昭和16年東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。富士電機、国際羊毛事務局を経て、平成2年、(株)世界出版を設立。日本の漫画を英語に対訳した日本語学習/日本情報誌「漫画人」をアメリカMangajin,Inc.と協力して発刊。「史実を世界に発信する会」(代表・加瀬英明)事務局長。「南京事件の真実を検証する会」監事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

兵衛介

4
微妙。もちろん勝てたはずだと言っているわけではなく、あと一年、持ち堪えられたら、東西冷戦が始まり日本は西側と有利な休戦を結べただろうという仮定に基づき、どうすればあと一年持ち堪えられたかを検証している。船団護衛の重視、艦隊温存はいいとして、特攻をもっと早くに組織的に実施すれば良かったというのは・・・所詮、無謀な戦争だったということです。2009/12/26

a

2
色々と疑問符がつく本でした。特攻を戦術の一つと捉える思考に嫌悪感を覚えました。しかし参考にはなりました。2010/01/26

剛田剛

0
細かい事実誤認が残念2017/01/10

失速男

0
読んでみて、やっぱり無謀な戦争だったと思いました。所詮日本は空気で動いているのですから。2016/03/07

とく

0
『太平洋戦争は日本にとって絶好のタイミングだった。当時のリソースをほんの少しだけでも上手く活用すれば、日本はあんな最悪の結果は避けられ、連合軍はもっと苦戦した筈だ』というアメリカ人学者の興味深い検証。『太平洋戦争はどう考えても日本にとって無謀な戦争だった』という一種の思考停止に対する、彼等にとっては自戒であるが、我々にとっては問いかけになると思う。本書で書かれた様な『何故、こうしなかったの?』に『実はこういう事情が在ったんです』と理由を解明し、説明していくことが、本当の戦争の反省なのだと思うのだが。2014/01/12

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