内容説明
映画を描いて映画を語る。シネマ画集(123作品)に続く、圧巻の220作品の絵画。魅惑のWadaland。
目次
1920‐1929
1930‐1939
1940‐1949
1950‐1959
1960‐1969
1970‐1979
1980‐1989
1990‐2001
著者等紹介
和田誠[ワダマコト]
1936年生まれ。多摩美術大学図案(現デザイン)科卒業。1959年、デザイン会社ライトパブリシティに入社。1968年よりフリーランスのデザイナー、イラストレーターとして活躍。また映画監督として『麻雀放浪記』(1984)『怪盗ルビイ』(1989)『怖がる人々』(1994)『真夜中まで』(2001)などの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
88
故・和田誠さんの画集。タイトルどおり映画の名シーンが絶妙な似顔絵とともに描かれている。見たことのある映画、まだ見たことのない映画、好きな映画、嫌いな映画。ページをめくるたびに嬉しくなってくる。1920年代から2001年までの映画。目次と索引以外一切なし。ほんとうに画集だった。手元に置きたいけど図書館で我慢。2020/02/09
月華
7
図書館 2017年4月発行。今回は絵のみで説明は一切ありません。和田さんの監督映画の絵もありました。1946年の「美女と野獣」に少し興味がわいて、ウイキペディアで調べたら、私の知っているものとかなりストーリーが違うようでした。2017/07/25
新天地
6
流石に世代が違うので知らない映画だらけだが、そのイラストから内容の雰囲気は勿論作品への愛と敬意を感じて、観てみたい映画をリストアップしていたらすぐにメモ帳がいっぱいになってしまった。大体はレンタルと配信あたりでなんとか観られるかな?印象に残ったのは勇ましい女性の『クリスチアナ女王』原作からして気になる『透明人間』『マルタの鷹』『原子怪獣現る』チャップリンからは『ライムライト』黒澤映画『野良犬』『七人の侍』『用心棒』イラストからして不気味な『ハエ男の恐怖』ジョーカーの顔が良い『バットマン』等々。2021/01/17
りょうちん
5
1920年から2001年までの映画をおそらく和田誠氏の感性で切り取った画集です。絵の下に映画のタイトルと製作年、そして、巻末にはタイトルリスト(と監督名、描かれた俳優名)があります。ぼくが知らないタイトル(これが一番多かったのだけれど)、知っているけれど観たことのないタイトル、観たいと思っているけれど先延ばしになっているタイトル、観たことがあるタイトル、いろいろありました。年代別に並べられていると、この作品はぼくが生まれるよりもはるか昔の映画だったんだなぁと、感慨深いものもありました。2020/01/18
GO-FEET
5
まさに画集!2017/07/19