内容説明
お城から尼ケ坂、徳川園、旭ヶ丘高校を結ぶラインは、何故緑の帯になっていたのか。尾張徳川家の落ちのび街道は八事興正寺ではなく定光寺であった。これも妖怪に関係しているのか。もとCBCテレビやラジオのコメンテーターであり、中日や朝日、毎日、名タイに評判のエッセイを連載していた現代美術作家が妖怪の不思議を暴く。
目次
妖怪屋敷出現!我が家が妖怪屋敷に?
松と槙は妖怪の友?
井戸神様が地上に出られるよう井戸の底から地上まで管を通す―以前は常識だった。
名古屋市東区橦木町の私有地にある直径三m程の椋の木は何故伐られないのか?
名古屋の妖怪銀座は尼ケ坂付近
そもそも街の真ん中に幽霊坂のような暗い場所を尾張の殿様は何故残した?
久国寺は妖怪封じ寺
六所神社は妖怪エリアの最東端結界
長母寺の極楽樹―あの世が極楽だという証拠の木
尾張二代藩主の光友を産んだ大森の百姓の娘は、腹を立ち割られたか?自然分娩か?〔ほか〕
著者等紹介
山田彊一[ヤマダキョウイチ]
名古屋生。愛知教育大学美術科卒。現在、現代美術作家、エッセイスト、日本民族芸術学会会員、金城学院大学非常勤講師、名古屋をアートでおもしろくする会代表、堀情報科学芸術振興財団理事。1957第1回働く人々の美術展大賞。1961第40回春陽会展研究賞(翌年同会退会、フリーに)。1967第6回シェル美術展佳作。1969第1回京都アズマギャラリー記念展大賞。1982第3回中日美術展大賞、第4回エンバ美術賞展優秀賞。1983第5回宇部絵画トリエンナーレ展優秀賞。1984第5回大阪現代版画コンクール展優秀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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