内容説明
今蘇る情念の作家・加藤泰。その魅力の全てを語りつくした魂身の書。
目次
序章 剣と花と加藤泰(おもいでの加藤泰;加藤泰の生涯)
第1章 骨までしゃぶる炎の三本(『沓掛時次郎 遊侠一匹』;『明治侠客伝 三代目襲名』 ほか)
第2章 恋染め風と女と十一本(『瞼の母』;『真田風雲録』 ほか)
第3章 逆襲みな殺しの十四本プラスワン(『剣難女難』;『風と女と旅鴉』 ほか)
第4章 剣難女難鬼より怖い十三本(『清水港は鬼より怖い』;『ひよどり草紙』 ほか)
著者等紹介
鈴村たけし[スズムラタケシ]
1948年、横浜市生まれ。13歳のとき『瞼の母』を観て衝撃を受け、加藤泰映画にハマる。日本大学法学部を卒業後、スポーツ用品メーカーに勤務のかたわら、80年ヨコハマ映画祭を立ち上げ、実行委員長、代表を歴任。次回で30年目を迎える。同映画祭でヨコハマ遊大賞、横浜文化賞奨励賞、サントリー地域文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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