日活アクション無頼帖

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784898302132
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

映画史に残るカルト・ムービー『野獣の青春』『殺人狂時代』のシナリオライターが、鈴木清順、中平康、神代辰巳、長谷部安春etc、日活アクション黄金期を支えた映画作家たちの隠れた素顔を奇想天外なエピソードで綴った滅法面白い画期的なメモワール。

目次

『野獣の青春』はこうして作られた!
恐怖の“本読み”その傾向と対策
中平康ふたたび
中平康のイタズラ
中平康のダンディズム
プロットライターに関する一考察
SP映画の悲惨と栄光
ギャグライターとしての長谷部安春
ある夜の出来事
新人監督との出会い〔ほか〕

著者等紹介

山崎忠昭[ヤマザキタダアキ]
1936年、新潟生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業後、大学院に進んだが、中退。60年、池田一朗に師事し、日活作品『明日が私に微笑みかける』で脚本家としてデビュー。奇想に満ちたグロテスクなユーモア、ナンセンスな味わいの作風で知られ、日活無国籍アクション全盛時にユニークな作品を発表した。代表作には、池田との共作で鈴木清順監督の『野獣の青春』、小川英との共作で、岡本喜八監督の『殺人狂時代』がある。その後、主にテレビの世界で、アニメ、ドラマやワイドショー脚本を手がけて、活躍した。1999年8月に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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まさやん80

1
山崎忠昭さんは、日活アクションのど真ん中にいたというよりは、少し外れた場所にいた人だが、中平康、鈴木清順、神代辰巳、長谷部安春といった監督たちの点描、また日活の脚本制作システムなど、興味深い話題が色々。日活アクションの記録というよりは、山崎さんの往時を懐かしむ回顧録という趣。2014/09/09

ポルポ・ウィズ・バナナ

1
当時の政策現場、とくに日活の「本読み」システムの過酷さ!山崎氏と絡む人々――大和屋竺、長谷部安春、鈴木清順、神代辰巳――名前だけで痺れます。とりあえず氏の関わったルパンを再チェックしよう。2012/02/24

牙魔

0
出崎統をぼろくそに言うのを読みたくて借りました。天才って人のことは考えないものなのかも

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