内容説明
昭和三十年代前半の日本映画黄金時代にさきがけて、終戦直後、大映が売りものにしたのは、多羅尾伴内ものに代表される探偵スリラーだった。日本の探偵スリラー映画は、戦後のものであるといえる。戦前からつくられてはいるものの、犯罪の手口を教えるようなリアルな探偵スリラー映画は校閲がうるさかった時代にあっては撮ることが難しかったのだ。
目次
夜光る顔
パレットナイフの殺人
七つの顔
婦人警官
十三の眼
女囚36号
夜行列車の女
逃亡者
悪魔の乾杯
蝶々失踪事件〔ほか〕
著者等紹介
那智史郎[ナチシロウ]
1949年(昭和24年)長崎県生まれ
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