目次
第1章 発言集・エッセイ・脚本
第2章 回想録(インタビュー)(岸田蕃(兄)―僕の弟・森
岸田今日子(女優)―チャーミングな人
長沢大(俳優)―僕の最高の友
伊藤与之江(キャスティング業)―文学座時代と六月劇場時代
高橋一郎(テレビディレクター)―信頼できた俳優 ほか)
第3章 別れの言葉(岡本喜八;若山富三郎;小池朝雄;勝新太郎)
第4章 資料室
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
47
森(しん)ちゃんと呼ばれ、仲間たちから愛された俳優の岸田森。彼が逝ってから三十年以上にもなる。本書は2000年に刊行された。前半はインタビュー記事を、後半は親睦の深かった俳優、監督等が思い出を語る。形式的な友愛ではなく、嘘偽りない本物の親愛で満たされた言辞ばかり。未だ根深く彼らの心に住み着いてる森さんという人が、とてつもなく私は羨ましい。いたずら好きで遊び上手、少年のままの無邪気さが魅力的な人。若山富三郎、勝新太郎の弔辞、水谷豊の寝言に落涙。山本迪夫監督からは、あのお方の胸に秘めた苦悩が聞けた。2016/03/03
青豆
2
日本映画を代表する怪優。演技に真摯に向き合った素晴らしい俳優でもある。出演シーンが少なくてもあなたが出てくると映画は断然面白くなった。あなたのいない日本映画は少しつまらなくなりました。悲しいですね2013/07/04
dungeonn
1
★4.5 ファン必読!生前の御本人へのインタビュー、友人、監督、関係者へのインタビュー、など。岸田森を知るうえでのこの上ない資料本でした。勝新太郎アカデミーの講師なんかもやってたんか。勝新太郎が師匠。松田優作と水谷豊は良き弟子。親友草野大悟。天国で大好きな🦋をいつまでも追って欲しい。年齢的に無理だったけども、ご自身が経営されてた六本木のバー、シルクハットは一度行ってみたかったなあ。2024/02/12
きっしょう
0
蝶の収集家だったなんて知らなかった。脚本や演出もしていたとは知らなかった。岸田森という人物の本当の姿をほとんど知らなかったんだなあ。「傷だらけの天使」でカツラを外した時の衝撃は今でも忘れない。特にファンだったわけではないが、いつかあのスタッフでの仕事が見たかったと仄かに期待していたので亡くなった時は残念だった。多くの俳優やスタッフからホント慕われていたんですね。特に水谷豊の話しはグッと来た。岸田森へ手向けられた関係者の言葉の数々に少しだけ岸田森の魅力に触れることができた。本書を読めて良かった。2016/09/22
ゆづたろう
0
役から来るイメージよりもかなり無頼な人だったんだな。勝新に愛され松田優作に一目置かれたのも納得。前半の本人へのインタビューで特撮モノへの真摯な態度を表明しているのも良かった。あと岡本喜八、水谷豊の語りがエピソードもチャーミングで面白かった。2013/11/26