内容説明
2004年12月26日、ピピ島で何が起こった!?インドネシア・スマトラ沖で現地時間午前7時58分、マグニチュード9.3の巨大地震が発生。そして2時間30分後、タイ・ピピ島にブ厚い波の破壊者が襲い来る!ピピ島を壊滅に追いやった歴史的大災害の中、日本人ダイビングインストラクター・やすこはどう生き残ったのか?トラウマを乗り越え、今明かされる究極のサバイバル体験。
目次
それまで
その朝
そのとき
そのあと
レスキュー
プーケット
空港
バンコク
日本
一年後〔ほか〕
著者等紹介
鵜飼康子[ウカイヤスコ]
1973年生まれ。愛知県出身。97年法政大学文学部卒。学生のころから休みごとに、アジアを中心とした世界各地を放浪。96年初めてピピ島を訪れて以来毎年島を訪れるようになる。01年よりピピ島でダイバーとして働き始める。04年12月、モルディブでの仕事を終え、ホリデーにピピ島に戻ったところで津波に遭遇、被災。後、中米、北米を放浪しながら体ではなく心の傷について考える。06年12月、津波セレモニーに参加するために再度ピピ島へ。現在1年の半分をピピ島で過ごしながら、ダイビング及びフィッシングのボートでビデオグラファーとして働く。PADI MSDTインストラクター。NHK短歌大会、与謝野晶子短歌文学賞などで数回入賞。07年カナダに数ヶ月フランス語留学。日本語教師有資格。都内作陶スタジオに3年間師事。07年プーケット・インターナショナル・スポーツフィッシング・トーナメント・レディスカップウィナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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