内容説明
昇竜の中国に台湾は呑み込まれるのか。新冷戦下の東アジアにおける日・米・台の絆を問う。
目次
第1章 第二次冷戦―米中対立時代(第二次冷戦と米中対立;日本の将来)
第2章 最後の日本人台南市長・羽鳥又男について(許文龍氏と羽鳥又男胸像レプリカ日本常設について;羽鳥又男が行った文化財保護 ほか)
第3章 「反国家分裂法」制定後の中台関係と台湾政局(「反国家分裂法」の制定;「国家分裂法」に対する内外の反応 ほか)
第4章 民主主義の台湾と日台中関係(民主化台湾の試練―「台湾人による台湾人のための台湾」の行方;民主主義国台湾の行く末―二〇〇六年前半の台湾・二大政党の情勢と対中政策 ほか)
著者等紹介
中村勝範[ナカムラカツノリ]
1929年、長野県生まれ。1953年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。1955年同大学大学院修士課程修了。1960年同大学助教授、1967年同教授。1996年4月平成国際大学学長。2004年6月同大学名誉学長。法学博士
楊合義[ヨウゴウギ]
1934年、台湾・台南市生まれ。京都大学大学院東洋史研究科博士課程修了後、台湾国立政治大学国際関係研究センターに勤務、助理研究員、副研究員を経て研究員。同研究センター駐東京特派員兼日本語版「問題と研究」(月刊誌)編集長。平成国際大学教授を経て名誉教授
浅野和生[アサノカズオ]
1959年、東京都生まれ。1982年慶應義塾大学経済学部卒業、1988年同大学大学院法学研究科博士課程修了。1986年4月中部女子短期大学専任講師、1990年関東学園大学法学部専任講師、1994年同大学助教授、1996年4月平成国際大学助教授を経て、2003年4月同教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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