内容説明
実の両親を知らないまま、あちこちを転々とした幼少期。自分の人生を呪った。自分の宿命に泣いた。でも、あなたと出会って私は人の優しさを知りました。お母さん、ありがとう。優しさ、温かさを養母が教えてくれました。喜び、感謝を養母の介護で知りました。
著者等紹介
藤田寿美子［フジタスミコ］
兵庫県生まれ。神戸女子商業高等学校卒業。全日本和装学院白百合教室学院長。何処に父がいるのか、母が誰なのかもわからないまま、６カ所に転々と預けられて幼年期を過ごす。５歳くらいの頃、藤田家の養女となる。１０年間の養父の介護の後、実母の看病を１年、続いて養母の介護に約１０年、現在も続けている。そのかたわら、和装着付の師範免状、華道嵯峩御流の師範免状を取得、着付教室の学院長となり、講師と出張着付の仕事をしながら介護の日々を送っている
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