いわゆるひとつの長嶋茂雄語録

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898272176
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

野球通の作家・藤本義一が編んだ。ご存知、ミスターの笑いと感動の野球人生。

目次

1 鯖っていう字は…、そうですか、魚ヘンにブルーですか。―人間味あふれるカンピュータ言語
2 連続4三振…口惜しかったさ、そりゃもう。でも、あれほどいい三振もなかった。―記憶に残る数々の名場面
3 ただ球を無心で打つ。好球必打の鉄則で、ずっとやってきた。―天才・長嶋茂雄のバッティング理論
4 勝負の世界に身を置く者にとって、最大の背信行為はギブアップです。―巨人軍の監督というお仕事
5 勝つことを一方の目的にして、一方では何か“見せる”演出をする―勝負師が語り尽くす野球哲学
6 過保護って、あれ、幼児虐待の一種じゃないかなあ。―私生活と家族のこと
7 喜びも悲しみも、みんな野球が教えてくれた。だから野球は、人生そのものなんだ。―ミスター究極の人生論

著者等紹介

藤本義一[フジモトギイチ]
1933年、大阪府堺市で質屋の息子として生まれる。本名・義一(よしかず)。大阪府立大学在学中に、戯曲『つばくろの歌』で文部大臣賞を受ける。その後、映画界に飛び込み、故・川島雄三監督のもとで、シナリオ作家として活躍。25歳で岡田統紀子(現夫人)さんと結婚。1966年よりテレビ『11PM』の司会者として名声を博すが、この頃から小説を書きはじめ、1974年、『鬼の詩』で念願の直木賞を受賞し、作家としての地位を確立する。生粋の大阪人として、幼少の頃から阪神ファンだが、長島茂雄に関しては特別な思い入れがあることを『いわゆるひとつの長嶋茂雄語録』で告白している。著作のかたわら、テレビ出演、講演等で東奔西走の毎日が続いている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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4
最後の長嶋茂雄(第2次監督)世代として、やはりここらで一つ歴史に振り返ってみようかなと。その哲学は2020年代でも色褪せることがないものばかり。『プロというのは夢を売る商売ですよ(≒裏なんてものはみんな努力してるから見せない)』という言葉をプロが言ってくれるのは、やっぱり惹かれてしまいますね。感性優勢というロジックもまた同様に。少し誤植が気になるけれども、今更入門としては良い本なのかもしれない。2023/07/14

Humbaba

1
来てくれたファンを少しでも楽しませたい。その気持はプロとして非常に重要なものである。素晴らしいホームランや華麗な守備で魅せられれば最高だが、相手も本気でかかってくる以上常に良い結果が出せるわけではない。そのような状況でも、常にファンのことを考えて行動し続けてきたからこそ、今でも別格扱いされるほどの存在となった。2013/06/19

たく

0
☆☆☆☆☆2015/06/08

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