内容説明
宗教法人や宗教法人法に関しては、これまでにも法律学者やお役人の書いた解説書は出ているが、宗教家の手になるものは、ごく少なかった。その間隙を埋めるべく刊行されたのが本書である。氷川神社宮司として、多様な行事を通じて日々、地域社会との接点を持っている著者が、30年以上の体験をもとに、「これだけは知っておくべきこと」を体系的にまとめた本書は、宗教法人管理者にとって必携のバイブルとなるだろう。
目次
総論 宗教法人法の特色
第1章 宗教法人の機関
第2章 宗教法人と経営活動
第3章 宗教法人の税務と経理
第4章 他法との比較
第5章 行為能力と条文規約
第6章 宗教法人と紛争問題
巻末資料―『宗教法人法』条文