内容説明
中華民国(台湾)の政治と国際環境を多角的に分析。三民主義による中国統一の可能性を示唆した勇気ある労作。
目次
第1章 民主化への長い軌跡(38年かけた基盤づくり;抑圧体制からポリアーキーへ)
第2章 ついに解除された戒厳令
第3章 与野党対決の図式(街頭運動と野党の動向;台湾における街頭運動小史)
第4章 一国両制か一国良制か(中国はひとつなのか三つなのか;一国両制に見る“矛盾”)
第5章 大陸への“政治的反攻”(許可された大陸への肉親訪問;政治的反攻とはどういうことか)
第6章 指導者・蒋経国の素顔(辛酸をなめ尽した半生;復興基地・台湾建設に着手;民主化で見せたリーダーシップ)
第7章 これからの課題(新たな民主化問題;統一への道はあるか)