もっと真剣になればよかった

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もっと真剣になればよかった

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  • サイズ 46判/ページ数 152p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898156278
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0095

出版社内容情報

『水道水の味を説明する』で話題沸騰!芸人/歌人の鈴木ジェロニモによる
破格の才能と言葉のセンスが光る、初のエッセイ集。
+書き下ろし小説「夢中」も収録。

「みんなのようになりたいのではなく、自分らしくなりたかった」
どうでもいい体。とめどない自意識。正解の正解じゃなさ。
はみだす魂を見つめ、自分の「わからなさ」を言葉で掘り当てていく。
脳内がこんなに面白いとは…! ポジティブな超主観的エッセイ。


「人生をかけた挑戦というより、目の前にある飛び石に足を置いていったらそれがたまたま『お笑い芸人』という門に向かっていた、という感覚に近い。しかもそもそも、どうしてお笑い芸人になる方向へ飛び石が置かれ始めたのだろう。その自問に自答するべく人生の始まりを思い返してみる」(本文より)

「ここにある、と思った。食事を摂ると眠くなって、眠いとだるくなる体は虚偽の荷物であり、本当の自分はその根幹の位置で軽やかに遊んでいる。」(本文より)


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◆目次

扉(短歌一首)
はじめに

もっと真剣になればよかった
 修学旅行
 ポテトチップス
 ディズニーランド
 髪型
 メール
 漫画
 家族
 音楽

夢中(小説)

わたしの中の僕と私
 伝わらない言葉を言ってほしい
 チーズの好きな王さま
 どうでもいい体
 言葉は言葉であり言葉でない
 兄弟という最寄りの他者
 栃木県(苦笑)
 ひーくん
 揚げ物ブラザーズ
 心臓が夜中のように忙しい
 あたらしい体育館
 形になりたい
 伝統ない短歌賞
 アップルティーの味は怖い
 本が遠かった

おわりに

★本人によるエッセイの朗読音声(QRコード)付き★
- - -


珠玉のエッセイ23篇に加え、初の書き下ろし小説も収録した、読み応え十分の一冊。
内向的すぎる文章に、ほんとうの自由をつかむヒントがある。


【目次】

内容説明

「水道水の味を説明する」で話題の芸人/歌人、初のエッセイ集+書き下ろし小説。本人によるエッセイ朗読音声付き(1篇分)。自分と世界の「わからなさ」を言葉で一つずつ掘り当てる。

目次

もっと真剣になればよかった(修学旅行;ポテトチップス;ディズニーランド;髪型;メール ほか)
夢中
わたしの中の僕と私(伝わらない言葉を言ってほしい;チーズの好きな王さま;どうでもいい体;言葉は言葉であり言葉ではない;兄弟という最寄りの他者 ほか)

著者等紹介

鈴木ジェロニモ[スズキジェロニモ]
お笑い芸人。歌人。YouTuber。俳優。1994年生まれ、栃木県さくら市出身。プロダクション人力舎所属。「R‐1グランプリ2023」「ABCお笑いグランプリ2024」準決勝。「第4回笹井宏之賞」「第5回笹井宏之賞」「第65回短歌研究新人賞」最終選考。「第1回粘菌歌会賞」受賞。Podcast「鈴木ジェロニモの感情」(お笑いラジオアプリGERA)や「超球形社」の喋りでも人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

こいちゃん

4
こんなにも言葉をこねくり回して認知負荷をかけてくるエッセイは初めて読んだ。それが鈴木ジェロニモが鈴木ジェロニモたる所以で "真剣" ということなんだと思った。個人的ベストは「伝わらない言葉を言ってほしい」でした。2026/08/12

SOTA TAKAHASHI

1
すごく深く意味のつまった文章を書く人だなと思った。哲学書を読み解くように、一つ一つの言葉の意味を汲み取りながら読める本は、読む度に発見がある気がする(のでこれからも何度か読み返したい)。 全編通して「他者性」について書かれている気がして、あとがきを読むと、自分と周囲との違いに、小さいころから悩み続けてきたのであろうことが伝わってきた(小さい自分と膝を揃えたい、と)。 真剣な文章、伝わらなさを厭わない文章、すごくよかった。2026/08/18

Tsuyohsi Ito

1
独特の感情描写が、ハマることもあれば全然共感できないこともあるのが面白い。ちゃんとやり過ぎる事に興奮する気持ちもよく分かる。2026/08/04

ナオミ

0
メディアで見るとジェロニモ氏はいつもローテンションに感じられてシュールな印象を受けるが、文章となると怒涛の言語表現で感情と身体感覚が描写されていて、その語彙の豊かさに圧倒される。初めてお遊戯会で笑いをとったときのゾクゾク。見ている人の意識を起点に舞台に向かって伸びていた蔦を、抱えるように一気に引っこ抜いた感覚。体が今生まれる。血管を魚が跳ねる。透明な翼が空を摑む。リアルを上回るリアリティの海に体が浮かぶ。空間の舟になる。星を抱きしめる。言葉が生まれる前の身体感覚が精緻に文字起こしされていて、目がチカチカ。2026/09/28

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