出版社内容情報
あの色、あの匂い、あの音。
山を歩くのは、なんてたのしいのだろう。
〇 ふたつの雪壁を越えて立った奥穂高岳の山頂、そこで出会った人
〇 実家のベランダから見える丹沢の山並み
〇 天気のいい日に、ふと思い立って出かけた高尾山で食べる朝ごはん
……陽や雨や雲にきらめく稜線のなかに広がる情景を綴り描いたエッセイ。
カラーの絵を多数収録。
高山なおみさんの著作『日々ごはん』『ロシア日記』『ウズベキスタン日記』の装画や、雑誌のイラストなどを数多く手がけ、また『十八番リレー』(高山なおみ)、『旬を楽しむ 日めくり七十二候』(白井明大)などの共著もあるイラストレーター・川原真由美。
10年以上にわたり親しむ“山”の魅力をぎゅっととじ込めた、瑞々しい、はじめての単著。
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鈍行電車に乗って / 三十年前の上高地から / テント場さがしの八ヶ岳 / のら猫と旗振山 / 野口五郎岳 / RCCの伯父を辿って / 雪ノ平へ / 地図とトレイルと線 / 雨の北八ツと双子池 / 六甲山を越えて有馬温泉へ / こいのぼりと残雪の奥穂 / 先輩の麦草岳 ほか
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全31篇のエッセイとともに、多数の絵をカラーで収録。
ページを開くと、山の空気が手元に流れ込むような、清々しい一冊です。
内容説明
陽や雨や雲にきらめく稜線のなかに広がる情景を綴り描いた31のエッセイ。
目次
鈍行電車に乗って
三十年前の上高地から
山の上の誕生日ケーキ
突風と雪の蝶ヶ岳
テント場さがしの八ヶ岳
のら猫と旗振山
野口五郎岳
山で絵を描く
高尾山の朝ごはん
八方尾根のバッチ
RCCの伯父を辿って
犬とイタツミ尾根
山をたのしむひと
冬の河童橋
木曽駒のおじさん
雪ノ平へ
地図とトレイルと線
白いモンブラン
柱のにおい
雨の北八ツと双子池
南御室小屋のテント場
六甲山を越えて有馬温泉へ
こいのぼりと残雪の奥穂
家からみえる山
山に行くのはおっくうだ
光る石のある山
十月の雪
先輩の麦草岳
島々谷を歩く
高取山で会った人
お正月の森
著者等紹介
川原真由美[カワハラマユミ]
1965年兵庫県生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、広告制作会社サン・アドでデザイナーの仕事を経て、2000年に独立。書籍・雑誌・広告を中心にイラストレーション、グラフィックデザインに携わりながら、作品を制作。40歳を過ぎて山に登り始め、山岳雑誌などに画文を寄稿。2010年より女子美術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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