出版社内容情報
言葉と絵--。
ふたりが1000年の時の砂をはらうと、
たった1つの変わらない「思い」が、
切なる100の音楽を奏ではじめた。
日本古典文学の最高峰に挑む。
これが、この世限りの、決定版「百人一首」!
【 清川あさみが布や糸・ビーズで描きおろした百の情景。】
今までの絵札とは全く違う、けれど歌に込められた思いを真摯に表現した一枚一枚は、
新たな百人一首の姿を見せてくれます。
【 最果タヒによる、現代語訳にして新作詩。】
情感豊かな現代の言葉で綴られた新訳は、時に愛おしく、時に物悲しく、
いまを生きる私たちの胸に刺さります。
巻末にはそれぞれの歌が詠まれた背景や詠み人についての丁寧な解説も収録し、
ハンディな造本に、百人一首のすべてが詰まった一冊です。
著者: 清川あさみ+最果タヒ
解説: 網倉俊旨
原画撮影: 朴玉順(CUBE)
ブックデザイン: 祖父江慎+藤井瑶(cozfish)
内容説明
言葉と絵―。ふたりが1000年の時の砂をはらうと、たった1つの変わらない「思い」が、切なる100の音楽を奏ではじめた。表現・交信・ひとりごと・恋の告白…コミュニケーションの原点が、ふたりの圧倒的な才能によって、鮮やかによみがえる。
著者等紹介
清川あさみ[キヨカワアサミ]
淡路島生まれ。2003年より写真に刺繍を施す手法を用いた作品制作を開始。2011年、水戸芸術館にて個展開催の最年少記録。2012年、東京の表参道ヒルズにて「美女採集」展を開催し最多動員数を記録、展覧会を全国で多数開催
最果タヒ[サイハテタヒ]
神戸市生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年より「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。2006年、現代詩手帖賞を受賞。2007年、詩集『グッドモーニング』を刊行、中原中也賞受賞、2012年に詩集『空が分裂する』。2014年、詩集『死んでしまう系のぼくらに』刊行以降、詩の新しいムーブメントを席巻、同作で現代詩花椿賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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