出版社内容情報
個々の人々の想いと、歴史のうねり。
小林エリカさんは近い将来、
この国の最も重要な表現者の一人になるだろう。
――中村文則(帯コメントより)
小説「マダム・キュリーと朝食を」で芥川賞・三島賞候補となった小林エリカがひもとく〈放射能〉の歴史。
マンガ表現の最先端がここにある。
・マリ・キュリーが発見した新元素ラジウムは、長寿の妙薬として世界的ブームに。
・アインシュタイン〈一般相対性理論〉発表。
・ヒトラー率いるナチスの台頭。
・〝原爆の母〟リーゼ・マイトナーとオットー・ハーン共同研究による〈核分裂〉の発見。
・アメリカで「マンハッタンプロジェクト」始動
・広島と長崎に原子爆弾投下
―― “希望の光”はいかにして兵器となり、歴史的悲劇をもたらしたのか。
巻末には放射能をとりまく歴史が一目でわかる年表と地図、ブックリストも収録。
1898年、マリ・キュリーによって名付けられた〈放射能〉と、今日直面するエネルギー問題のつながりを、2011年生まれの光少年と猫のエルヴィンが案内します。
内容説明
放射能はいつ、どうやって、ここに来たのか?―“希望の光”はいかにして兵器となり、広島と長崎に、原子爆弾をもたらしたのか。1898年、マリ・キュリーによって名付けられた“放射能”と、今日直面するエネルギー問題のつながりを、2011年生まれの光少年と猫のエルヴィンが案内。小林エリカがひもとく“放射能”の歴史。マンガ表現の最先端がここにある。
著者等紹介
小林エリカ[コバヤシエリカ]
1978年生まれ。作家・マンガ家。著書、小説「マダム・キュリーと朝食を」(集英社)にて芥川・三島賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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