内容説明
クートラスの作り上げた手札サイズの作品“カルト”を、ほぼ原寸でポストカードにしました。カルトが切り抜けるミシン目入り。16作品収録。
著者等紹介
クートラス,ロベール[クートラス,ロベール] [Coutelas,Robert]
1930年パリ生まれ。10代から工場に勤め、その後、石工となる。リヨンの美術学校を経て、28歳でパリへ戻り画廊と契約。現代のユトリロとも評されたが、画廊の方針が合わず契約解除。後に別の画廊とも契約するが長続きしなかった。困窮のなか、67年頃からカルト(carte)という手札大のカードの制作に没頭し始める。6000枚も制作したという。他にグアッシュや油絵、テラコッタなど制作物は多岐に渡る。85年にパリで逝去
岸真理子・モリア[キシマリコモリア]
1977年に日本の画廊のパリ支店で働くため渡仏。クートラスと出会い晩年をともに過ごす。遺言で指定された「クートラスの遺品の管理人」。本人が売ることも散逸させることも許さず“R´eserve du patron(親方の獲り分)”と呼んだリザーブ・カルトを含め、作品を保管している。現在パリ郊外在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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