内容説明
木村伊兵衛写真賞を受賞した『small planet』から7年、待望の新作。コンビナート、港、電車、公園、まつり…鳥の目線で、ミニチュア模型のようにとらえられた、この国の過去と未来が同居する町、四日市。
目次
磯津橋―鈴鹿川河口
伊坂ダム―伊坂町
朝明川河口―三重郡川越町
鈴鹿川河口と昭和四日市石油―塩浜町
コールセンター―霞二丁目
第1コンビナート―塩浜町
霞ヶ浦北埠頭―霞二丁目
霞ヶ浦ガスタンク群―霞一丁目
日永駅―日永一丁目
南部丘陵公園―日永〔ほか〕
著者等紹介
本城直季[ホンジョウナオキ]
1978年東京生まれ。東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。コミュニティーや人の介在を背景に生じている景色や建造物を、独特のスタイルで撮影。写真集『small planet』(リトルモア)で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高宮朱雀
12
実際の風景なのにミニチュアの世界に見えてしまう不思議さにまず驚愕。主人と二人、読後に目がバグるねぇ💦と笑ってしまった一冊。 写真集と呼ぶにはあまりに薄い本だけれど、写真の色合いなどがとてもノスタルジックで、切り取られた日常があまりに自然体過ぎて、そこに流れてる時間の穏やかさに却って泣けて来そう。 書籍名はあるけど著者の氏名が明記されていないので追記。本城直季(ホンジョウ ナオキ)さんと言います。2022/10/02
かっぱ
8
やはり、このミニチュア感覚はおもしろい。空から見た四日市市。カラフルな電車など、プラレールのようだ。空撮ではない写真も味があっていい。暗闇の路地から覗く工場の煙突。心を捕える写真でありながら、それがここなんだと思わせる。2013/06/28
あび
2
ジオラマ風の写真が好き。、2016/02/17