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内容説明
『対岸の彼女』『切羽へ』等、数々の話題書の装画を手掛ける、根本有華初作品集。
著者等紹介
根本有華[ネモトユカ]
日本大学芸術学部美術学科卒業。第13回HBギャラリーFILEコンペ大賞。その後、主に書籍装幀画に携わる。近年はコンテンポラリーダンスやファドとのコラボレーション制作などにも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roy
16
★★★★+ このような淡くゆらゆらとした、輪郭をはっきり持たない絵、基本苦手なのだがすっごく良かった。絵の具の滴り加減とかも一瞬美しいクラゲかと見間違うような、僕の目玉に対する緩やかなアピール、癒される。そして波の絵。嗚呼、水温も冷たくなさそうだし波に飲み込まれ溺れながら旅をしたい。2009/04/11
織町
11
“まるで旅のよう。遠回りした道の奥の、ぽうっと開けた場所で。 ここにある絵は故郷を探す旅の途中に描いた。”色が風景となる。それは、行ったことのない場所。行きたかったどこか。だけど、懐かしいあの場所。記憶の奥の部分に触れてくる色と線。淡い光が、朝の目覚めのときに、夕暮れに染まる頃に、闇夜の深い眠りの中に。感じるのである。絵画は詳しくないけれど、色がいくつもの風景へと様変わりする根本さんの本書は手元にずっと残しておきたいと思う。乳白色の海にゆるやかに漂いながら、遠いどこかのいつかの優しい夢を、見る。2013/12/20
喪中の雨巫女。
9
《図書館ー新刊》柔らかな色使い野中に、浮かび上がる風景。なごむなあ。2014/04/19
dada
5
角田光代さんの「対岸の彼女」のカバーを見た時から気になってました。思い切って購入してみて正解。一見、抽象画の様ですが、気がつくと目の前に懐かしい風景が広がる、そんな不思議な感覚に陥りました。この方の感性、とても好きです。2015/10/25
日色
5
柔やわな、でもしっかりした絵。この色に身を沈めたい。2009/04/17
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