内容説明
むかしむかし、ある小さな森に、おさないコハリネズミが住んでいました。コハリネズミは、おかあさんとふたりぐらしでしたけれど、とてもしあわせでした。でも、ある日、おかあさんが病気になり、それは、どんどん悪くなっていきました―。はりねずみの絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
65
読友さんが「悲しすぎる」と書いてあった絵本。図書館に予約していたら、今日届きました。先に読んだ娘が「つらい…」と一言。いろいろな悲しみが描かれていました。最後をどう受けとめればいいのか考えさせられます。どぶねずみの深い愛情に生きる希望をもらって、いつか自分が誰かを抱きしめてあげられるようなやさしさと強さをもって生きていってくれれば、と願います。2014/11/12
くぅ
23
途中で息子が寝たのがよかったような気もした。こういう結末の絵本、これまでも何冊か読んだけどあんまり好きじゃない。悲しいのに温かい…みたいに持っていくの、あんまり好きじゃない。(4歳7ヶ月)2022/01/05
みずたま
20
本当の愛とは、友情とは、いったい何なんだろう。とても悲しくて辛いお話しでした。タイトルの意味するところ、ハリネズミの赤い理由…。イラストはとっても可愛いのですが、儚さや寂しさを強く感じさせます。2015/06/23
うらなり
19
昨日、大人のための絵本を聞く会というのがあって、そこで聞きました。正確には読んだのではないんですが。こころのなかに針を持っているのに、抱きしめてほしいという自分を感じるような考えさせられる内容でした。2022/06/10
ヒラP@ehon.gohon
14
【再読】大人のための絵本2023/01/20