金子さんの戦争―中国戦線の現実

個数:

金子さんの戦争―中国戦線の現実

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月28日 06時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898151563
  • NDC分類 916
  • Cコード C0021

内容説明

あらゆる残虐行為のまかりとおる戦地での経験。終戦後のシベリア抑留と中国・撫順戦犯管理所での生活…。元陸軍伍長・金子安次さんの細部にわたる証言が侵略戦争の実態を明らかにしていく。

目次

第1章 浦安の少年
第2章 丁稚奉公
第3章 出征
第4章 初年兵教育
第5章 戦場
第6章 たたかう民兵
第7章 加害
第8章 敗戦・シベリア抑留
第9章 戦犯管理所
第10章 戦後
第11章 証言

著者等紹介

熊谷伸一郎[クマガイシンイチロウ]
1976年、横浜生まれ。編集者・ライター。月刊『自然と人間』編集長。季刊『中帰連』編集長。環境や石原都政、動物保護・日中関係・沖縄・在日外国人問題など幅広いテーマでルポを各誌に掲載している他、ライフワークとして元日本軍兵士の戦場体験の聞き取りを進めている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

178
捕虜の刺殺訓練を僧侶の男が殴られながら拒み通した。ああ、立派だと感心していると、嫌な殺人にも慣れてくる…という金子さんの言葉に衝撃を受ける。《人を殺すのが面白くなってくるんだよ。だから色んな殺し方をする。拷問して殺す、女性を辱めて殺す。権田(僧侶の男)も最後は人を殺したよ》。金子さんを悪人と思うよりも、温和そうなこの人がこれだけの罪を背負って生きてきたことが恐ろしい。そして戦争犯罪が日本軍の上から下まで組織的に行われたのが不気味だった。組織の中に生きている私にも犯罪が空気のように入り込んでくるのだろうか?2025/07/10

ステビア

24
兵士による加害の証言。2022/03/20

かふ

17
やんちゃな漁師っ子の金子さんが、戦争に加わって次第に殺人人間になっていくのだが、その松本さんの語りにヒロイズム的ものが見られるような。それは奥さんがいない時に著者と語り合うという構図は、やはり家父長制の悪しき面を感じてしまうのだった。ここは奥さんも交えて、三人で語り合った方がもっと問題の本質が見えたかもしれない。それでも妻を前にして語れないことを語っているのだが。物語化(ナラティブ)ということかもしれない。2025/07/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/257015
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品