内容説明
最新の海外文献から新しい解釈を網羅！メデューサは美人三姉妹の末娘だった、怪鳥ハーピーは恐ろしい腐臭がする…。ファンタジーを彩る、妖精・怪物・悪魔たち。精霊たちの真実の姿。
目次
１ 美しき者たちのしぐさ―自然の中に息づく精霊たち（暗い森の陰から、見え隠れ 光を投げかける妖精族 エルフ；波の狭間から、生まれた娘 自由で気丈な水の精たち ウンディーネ ほか）
２ 彼岸と此岸を併せ持つ―半人半獣の悲哀（月夜に響く、哀しき遠吠え 森という闇の領域に住む、狼人間 ウェアウルフ；美人姉妹が授かった死の視線 ついには魔よけとなる首の物語 メドゥーサ ほか）
３ 空を駆け地を走る―力を授かった怪物たち（人々を苦しめる邪悪な怪物 陣地の及ばぬ宝を守る、火を噴く番人 ドラゴン；複数の蛇頭が猛毒を放つ 水から生まれた怪獣の祖 ヒュドラ ほか）
４ 天地の狭間に―それは善なのか悪なのか（血を求めて夜をさすらい 人に食らいつく、死ねない者たち ヴァンパイア；天から転げ落ちて地獄を生き、神と正反対に進む。反逆者の世界 デヴィル ほか）
著者等紹介
岸本明子［キシモトアキコ］
フリーランスライター １９７１年東京生まれ。都内私立校にて中高社会科講師を務めたのち、モデルに転身。同時に、アメリカに通い、雑誌取材を手伝う。その後、ロサンジェルスに約１年半滞在。帰国後はフリーランスライターおよび翻訳家・通訳のほか、イラストレーターとしても活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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