出版社内容情報
羅漢さんの絵説法シリーズ全10巻の完結編。瀬戸内寂聴さんの第1巻『生きるとはなあ』の序文で始まり20年。最終巻は、天台宗宗祖の最澄伝教大師が唱えた『一隅を照らす』を、荒了寛和尚の絵と文でやさしく説きつくします。
「いま、あなたが置かれたその場所で、精いっぱいの努力で明るく輝くことができる人こそ、何ものにもかえがたい宝である」と。
荒了寛[アラリョウカン]
著・文・その他/イラスト
内容説明
羅漢さんの絵と伝教大師のことばで語りかける荒了寛和尚の絵と文による羅漢シリーズ完結篇!!
目次
序文(天台座主・森川宏映)
まえがき 伝教大師の祈りとこころ―「国宝」とは何か(荒了寛)
絵と文 一隅を照らす
解説 最澄・伝教大師の足跡(荒了周)
願文(漢文)
願文(読み下し文)
願文(英文解説)(タイラー了栄)
著者等紹介
荒了寛[アラリョウカン]
1928年福島県生まれ。大正大学大学院で天台学専攻。現在天台宗米国ハワイ開教総長としてハワイに在住。ハワイ及びアメリカ本土で布教活動に従事。その傍ら、ハワイ美術院、ハワイ学院日本語学校などを設立、日本文化の紹介、普及に努め、2011年8月外務大臣賞、2018年5月旭日双光章、同年9月天台特別功労賞を受賞。独自の画法による仏画も描き、ニューヨークをはじめ日本各地でも毎年個展を開き、「仏画伝道」を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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