内容説明
明末清初の渡来僧、東皐心越の波乱に満ちた生涯。
目次
水戸・祇園寺の白梅
心越の名称
心越の少年期
覚浪道盛との出会い
抗清復明の御旗
黄檗高僧らの来日
杭州・皋亭山での修行
心越の俗名
杭州・永福寺と西湖
鯨波の海を越えて
越文化の系譜
長崎・興福寺上陸
宇治・萬福寺秘話
長崎・興福寺幽閉
江戸出府
水戸の暮らし
東皐心越の開眼
文人僧としての足跡
古越義士・張斐
徳川光圀の「圀」
蝦夷地の防衛
水戸・天満寺開堂
大川の灯籠流し
篆刻と琴の余韻
著者等紹介
高田祥平[タカダショウヘイ]
東京生まれ。早稲田大学第一文学部中国文学科卒業後、北京大学語言文学系へ留学。現在、黄河文明社代表取締役、東皐心越研究室主宰として、日中仏教文化交流と心越顕彰活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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