目次
1 プリミティヴ/エスニックアートから(美しいものと宗教的なもの―プリミティヴ/エスニック・アートから考える)
2 日本の信仰と神のすがた(神と共に暮らした時代の美;山岳信仰の風景 戸隠)
3 キリストの像(聖性の帰趨 聖画像と聖遺物)
4 傍らにより添うキリスト教美術(キリスト教の聖なるかたち)
5 アートの創造と聖的なもの(生命の無限の動きの中から見えてくるもの)
著者等紹介
松井健[マツイタケシ]
東京大学東洋文化研究所教授
白洲信哉[シラスシンヤ]
文筆家
谷川渥[タニガワアツシ]
國學院大学文学部哲学科教授
内海徹[ウチウミトオル]
ギャラリーウチウミ主人
内藤礼[ナイトウレイ]
美術家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きりさめ
3
内藤礼さんのインタビューが良かった。作品にも言葉にも心地の良い風と優しい光を感じる。2020/09/06
Go Extreme
1
可視化された神の像 日本の信仰と神のすがた 神と共に暮らした時代の美 プリミティヴ・アート エスニック・アート 宗教的なものと美しいもの キリストの像 イコン 聖画像 聖遺物 山岳信仰の風景 戸隠 内藤礼 生命の無限の動き 神仏習合 民藝 自然への畏敬 脱コンテクスト化 世界宗教と民俗宗教 イコノクラスム 聖像破壊運動 マンデリオン 聖顔布 修験道 地上にひとつの場所を 母型 制作はまねごと 宗教と美術の根源的な繋がり アニミズム 精神的な深みや超越性2025/04/21
OKKO (o▽n)v 終活中
1
図書館 ◆プリミティブ/エスニックアート、日本の信仰(神代、山岳信仰)、キリスト教(聖遺物、その図像)、現代アートという四つの切り口から「神の姿の可視化」について5人が論じたもの。今回必要なキリスト教について谷川渥、内海徹両氏だけ読む ◆この秋最大の収穫は「アケイロポイエトス」について集中的に学んだこと。キリスト教信者にとっての触知の重要性からさらに推し進め、公会議による教義の統制という衣装をまとったキリスト教の、現実的信仰の様相と図像に対する身振りや振る舞い(ちょっと水野先生風に…)が見えてきたかも……2013/11/06
Ban
0
5人のそれぞれの視点でプリミティブアートやアート、信仰等について対話形式やものに対する解説等が記されている。
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- 和書
- 母の舌 エクス・リブリス